保育学科
1年生前期の授業では、保育についての基礎理論を学ぶと同時に、実際の保育の現場で求められる社会人としての礼儀やマナーを体得していきます。後期から始まる本格的な実践では、子どもたちや保護者と向き合うことの大切さを学びます。
研究室活動などを通して、子どもが好きな仲間と一緒に理論と実践を学び、信頼される保育者をめざします。

子どもと触れ合うたくさんの体験

観察参加

1年生前期で基礎知識を学んだあとにスタートする実習です。認定子ども園高松東幼稚園と高松幼稚園において、子どもの様子や先生とのやり取りを観察することに加えて、子どもとたっぷり関わります。遊びのなかで子どもが成長していくことを肌で感じることができます。

保育実習

1年生後期と2年生前期の2度、保育所や施設で、先生として子どもたちを援助・指導する実習です。初めての体験に驚き、戸惑うこともあるでしょう。しかし自分なりに努力し、子どもたちと関わり合った経験は、将来保育者となったときの何よりの力となります。

教育実習

2年生前期に、2度にわたって行われる幼稚園での教育実習は、子どもたちとじっくり向き合うことができる時間です。一日一日を大切に、子どもの小さな変化にも気づくことのできるように保育者としての目と心を養います。

メッセージボード

保育者をめざす高校生のための保育体験ツアー

保育学科では今年度も「保育者をめざす高校生のための保育体験ツアー」を開催します!
保育体験ツアーは、高校生の皆さんに実際の保育現場で子どもたちとふれあって一緒に遊びながら、保育の仕事・楽しさ・保育者の役割を知ってもらったり、ピアノ・絵本の読み聞かせ等の保育技術を実体験してもらったりするために、保育学科が企画している行事です。
オープンキャンパスで保育体験ツアーの説明や参加受付をします。ぜひ、オープンキャンパスに参加し、お申し込みください。たくさんの高校生の皆さんの参加をお待ちしています。

場所

《保育体験の行き先》 認定こども園 高松東幼稚園(高松大学・高松短期大学の南隣)
《ピアノや絵本の読み聞かせ体験等》 高松大学・高松短期大学キャンパス内

参加定員

50名程度(各回、少人数で実施)

開催日について(決定しました!!)

2023年8月の夏休み期間中に実施します。開催日は、8月10日(木)・16日(水)・18日(金)・21日(月)・22日(火)・23日(水)・24日(木)・25日(金)の8日間です。ぜひ、ご参加ください!

お申込み方法

次回以降の7月22日(土)、8月19日(土)のオープンキャンパスで説明をした後、「保育体験ツアー参加申込書」を配付します。オープンキャンパスに参加して、直接申し込んでください。

お知らせ!!

保育体験ツアーの参加日が決定した高校生の方へ、身だしなみと持ち物のお知らせです。

★身だしなみ
保育体験に適した服装(体操服など)で、子どもと安全に接するために身だしなみは整えてください。

★持ち物
水筒(飲み物)、タオルやハンカチ、上靴、帽子、筆記用具、着替え(水遊びで濡れた時用)を用意してください。

当日は体調を整えて参加してください。
幼稚園は小さな子どもたちをお預かりしている施設なので、安全・安心のための配慮にご協力お願いいたします。

保育学科 8年連続達成!公務員試験現役合格!

「主な就職先一覧」はこちらをご覧ください。

  • 合格実績
    地方中級(保育士・幼稚園教諭)
    【令和4年度】高松市1名
    【令和3年度】高松市5名、琴平町1名
    【令和2年度】高松市2名
    【令和元年度】高松市2名、坂出市1名、今治市1名
    【平成30年度】高松市2名、東かがわ市1名、観音寺市1名
    【平成29年度】三木町2名、丸亀市1名、土佐清水市2名
    【平成28年度】高松市3名、丸亀市3名、東かがわ市1名、三木町1名
    【平成27年度】丸亀市4名、三木町2名、土庄町1名
  • サポート体制
    ○ 授業料免除・奨学金支援制度
    入学前の奨学生入試のみならず、入学後における成績が優秀な学生に対して授業料等の減免制度あり
    ○ 充実した公務員試験対策科<実技・面接)の科目を保育学科教員が直接指導
    ○ 東京アカデミーの講座を本学で、毎週の出張講座を受講することで「教養科目」対策はバッチリ!
    ○ 地域との強いパイプ
    1年次から地元地域の幼稚園・保育所で保育アルバイト、面接対策講座では公立幼・保の元園長・所長先生らも指導
  • 合格者の声
    高松市立保育所勤務
    K.Yさん 平成25年度卒業
    (香川県立高松桜井高等学校出身)
    保育学科の先生方には、保育に関する専門的知識やピアノの技能等をご指導いただきました。
    また面接対策講座では応答のポイントのみならず、立ち居振舞いについて実践的に学ぶことができました。

学科の目的

保育学科は、保育士及び幼稚園教諭をはじめ、広く子育て支援に資する人材を育成することを教育研究上の目的とする。

卒業認定・学位授与の方針

保育学科は、「保育学科のめざす保育者像:子育て支援や福祉を通じて、地域に積極的に貢献するとともに自己研鑽し続ける保育者」の具体的到達目標として掲げた以下の4つの資質能力を身に付けた学生に卒業を認め、短期大学士(保育学)の学位を授与します。学位授与に至るまでに修得すべき資質・能力は以下の通りです。

  1. 子どもの命と成長に対し誠実に向き合う使命感と倫理観
  2. 自分に厳しく、子どもと保護者に温かく接することのできる豊かな人間性
  3. 高度な専門的知識と的確な洞察力や判断力
  4. 多彩な保育活動を創出する基礎技能を基盤とした保育実践力

教育課程編成・実施の方針

保育学科は、卒業認定・学位授与の方針に掲げた4つの資質能力を身に付けるとともに、広く子育て支援に資する人材を育成するために、体系的なカリキュラムを編成しています。

  1. 保育士資格および 幼稚園教諭二種免許状取得のための課程を開設し、「保育学と教育学」「心理学と社会福祉」「保健学と栄養学」「保育・教育の内容と方法」「実習」「総合的演習」の科目群および全学共通科目を系統的構造的に配列することにより、専門的知識や技能の修得のみならず、主体的に取り組み、課題に気づき、解決する力を育成する。
  2. 研究室制度を基盤とした研究室活動を通して、学生と教員が豊かな対話を実現し、周囲と協調しながら取り組む態度を養うとともに、主体性や判断力、表現力を高める。
  3. 卒業認定・学位授与の方針に掲げられた「保育学科のめざす保育者像:子育て支援や福祉を通して、地域に積極的に貢献するとともに自己研鑽し続ける保育者」の具体的到達目標との関連性が明確に示されたシラバスの定めるところに基づいて学修成果を測定し、評価する。

入学者受入れの方針

保育学科は、「保育学科のめざす保育者像:子育て支援や福祉を通じて、地域に積極的に貢献するとともに自己研鑽し続ける保育者」に共感し、以下のような素養を備えた学生を求めています。

  1. 基礎的な学力を身に付けており、保育に関する専門的知識と技能の修得に高い意欲を持っている。
  2. 保育における様々な課題に気づき、その解決のために主体性、協調性を持って取り組む意欲がある。
  3. 子どもを愛し、誠実で常に相手の立場に立って考え、行動できる。
  4. 適切な言葉遣いや節度ある行動ができる。
  5. 礼儀正しく、明るい態度でコミュニケーションをとることができる。
  6. 人として成長するために常に努力することができる。

カリキュラムの特色

子どもや保護者から信頼される保育者になるために。

保育職への「あこがれ」を具体的な「目標」に変えていくためには、今の自分を見つめ、未来の自分を描いていくことが必要です。「保育職基礎演習」の授業を通じて、保育学科のさまざまな行事(「ほいくのくに」の活動や現役保育者との懇談会など)を単なる「思い出」で終わらせず、そこに話し合いや省察の場を用意することで「成長」へとつなげていきます。

児童文化の基本を学び、知識と技術を身につけます。

子ども文化とは、大きな目で見れば子どもを取り巻く生活文化の広がりであり、生活の全体を指します。子どもに関わる「児童文化」を学ぶことは、子どもと実際に行動する際の指針になります。そのため、児童文化の基本を学び、保育者としての知識と技術を身につけていくことが必要です。フィールドワークでは、子どもの遊びや遊びの環境を実際に観察したり一緒に遊んだりします。

子どもを思い理解して保育者の支える力を養います。

本学の特徴的な授業のひとつである「観察参加」では、子どもや保育の観察の仕方を学内で学んだあと、幼稚園に出向きます。そこで、保育者と子どもたちのやりとりを見たり、子どもと接する時間を持ちます。そのなかで、子どもの思いを理解することや保育者の援助にはどのようなことがあるのか、その援助の意図を考え、記録にまとめることで、保育実践力を養います。

保育学科の学びの総まとめとして、研究テーマを追究。

卒業研究では、保育学科で学んだ2年間の集大成として、自分で選んだテーマを追究します。1年生の保育学研究法などで学習した研究手法に基づき、保育のあり方や課題について分析・論述していきます。担当教員の指導のもと、約1年間じっくり研究に取り組み、最後は全員による発表会を実施。発表後の質疑応答によって、八票内容の理解がさらに深まります。

学んだ理論を現場で生かす、2年間の豊富な実習で、保育の現場に生きる実践力を育成。

優れた保育者、即戦力となる保育者の育成には、保育の現場を肌で感じることが大切です。保育学科では、理論はもとより、実際に現場へ出ることで子どもたちに触れ、共に学ぶ機会を数多く設けています。

プロの知識や技術を身近で学び、主体性を身に付ける研究室制度。

※クリックするとHPが開きます。

保育の現場経験を持つ教員や発達心理学を専攻する教員など、多彩な専門家が指導する少人数制の研究室。プロの知識や技術を学びながら、学生同士互いに意見を交わすことで学びへの主体性を身に付けます。
保育学科ホームページでは、学生が各研究室の紹介を行っています。保育学科ホームページ「研究室制度」のメニューからご覧ください。

 

保育学科がめざす保育者像

子育て支援や福祉を通じて、地域に積極的に貢献するとともに自己研鑽し続ける保育者をめざします。
■ 職業使命感と倫理観 ■ 豊かな人間性 ■ 専門的知識と思考力 ■ 保育実践力

取得可能免許状・資格・称号

◎保育士資格 ◎幼稚園教諭二種免許状

就職情報

高松短期大学保育学科の「就職状況」はこちらをご覧ください

教員(専任)一覧

学科長 中村 多見
職 名 氏 名 専門分野
教 授 中村 多見 心理学
教 授 柴田 玲子 作曲
教 授 辻野 栄一 美術、造形、デザイン
教 授 出木浦 孝 器楽(ピアノ)
准教授 岡谷 崇史 美術、絵画(日本画)
准教授 田中 弓子 家族社会学
講 師 佐々木 利子 幼児教育
講 師 有馬 則子 幼児教育
講 師 相馬 宗胤 教育学
助 教 森本 将行 教育学

専任教員数 10名

授業科目、授業計画(シラバス)、授業の方法及び内容等

2023年度シラバス等はこちらをご覧ください。

学生募集要項

学生募集要項はこちらをご覧ください。

お問い合わせ

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