経営学部の学生が「むれ源平石あかりロード2022」を支援
花崗岩のダイヤモンドと言われる「庵治石」と「義経弓流しの跡」などの源平屋島の戦いにおける多くの史跡をコラボレーションさせた「むれ源平石あかりロード」が、9月2日(金)~4日(日)の3日間にわたって開催されました。この石あかりロードは、毎年8月初めから9月中旬までの1か月半にわたって開催されてきましたが、2年間は、新型コロナの影響で中止となっていました。今年こそは多くの人の期待に応えたいという想いから、期間や規模を縮小し、「笑顔で再会」をテーマに、3年ぶりの開催となりました。この「石あかりロード」を、経営学部の学生20名が支援しました。会場は「ことでん八栗駅」から源平史跡の「駒立岩」までの約1キロの旧庵治街道沿いで、時間は夕暮れ時から午後9時30分までです。
今回は新型コロナ禍の開催で、規模や期間を縮小したため、ボランティアの募集は行わず、高松大学の学生による支援でした。学生たちの活動は、子供たちが触れたり、乗ったりして楽しめる5か所の作品の消毒とガチャガチャ販売機(石の作品)の運営、そして石あかり駐車場を利用する車両の誘導でした。開催初日の2日は、台風と前線の影響で天気が心配でしたが、蒸し暑いものの雨は大丈夫で、予定どおり開始できました。平日にも関わらず、予想以上の人出でした。3日は土曜日とあって、驚くほど多くの人が訪れ、庵治街道は溢れんばかりの人でした。最終日の4日も天候に恵まれ、前日ほどではないものの、途切れることなく訪れる多くの人が、作品と光がもたらす幻想的な光景を楽しんでいました。このような中で、学生の対応は、はじめはぎこちなかったものの、時間が経つにつれてメキメキと上達しました。作品の消毒は見事なタイミングで行っていました。大人気のガチャガチャは、子供たちとのやり取りも素晴らしく、瞬く間に売り切れました。車両の誘導は、駐車場の入口と出口、そして中間点の連携が見事でした。会場を訪れた人の中から、「消毒してくれてるんだね~」という声もあちこちから聞こえてきました。また駐車場では、帰る際に「ありがとう」と言う声も多く聴かれ、イベントの役に立てているということを実感することができたようです。全てが終わり、集合した時の学生の表情には達成感が感じられました。
石あかりは、9月11日(日)まで点灯しています。