7月29日　鎌倉芳太郎没後40年記念事業（本学後援）が開催されました

7月29日（土）に、三木町立氷上小学校の図工室にて、型絵染めワークショップ「小さな額絵で鎌倉芳太郎先生に挑戦しよう！」が開催されました。
このワークショップは、鎌倉芳太郎没後40年記念事業として、一般社団法人三木町観光協会が主催、本学が後援となって開催されたもので、小学校4年生から6年生とその保護者が参加しました。
参加者は、本学佃学長から、首里城を救い、型絵染で人間国宝になった三木町出身の鎌倉芳太郎先生の功績や型絵染についての説明を受けた後に、小西博子先生（元高松短期大学保育学科教授）と一緒に型絵染に挑戦しました。
小西先生から、額に納めて飾ることをイメージしながら、自分の好きなテーマで心の中にあるものを表現するようにと聞いた子どもたちは、思い思いに下絵を描き、下絵に沿って型紙を作成し、顔料を混ぜて色を調合して、刷毛で布を染めました。
アイロンで色止めを行った後に、作品にあわせて選んだ額に納めて完成するまで、子どもたちは集中力を絶やさず、終始キラキラした真剣なまなざしであったことが印象的でした。
このワークショップは、8月5日（土）にも開催されます。
また、9月24日（日）には、10時から12時までの予定でシンポジウムが開催され、三木町文化交流プラザの小ホールにて、「鎌倉芳太郎の琉球文化研究」の演題で波照間永吉氏（沖縄県立芸術大学名誉教授／名桜大学大学院教授）の基調講演とパネルディスカッションが行われ、本学佃学長がコーディネーターを務めます。