海外研修(ニュージーランド)体験記 9/5~9/9
8月21日~9月11日の間、本学学生が学術交流協定校のニュージーランドクライストチャーチ・ポリテクニック工科大学(CPIT)の海外研修に参加しました。
ニュージーランドで発生した地震(NZ時間9月4日午前4時35分発生)により、研修先であるクライストチャーチ・ポリテクニック工科大学が、建物の安全点検のために閉校の措置を取り、学生全員が、11日(土)に帰国しました。
地震発生時、学生たちはファームステイに出かけており、全員無事でしたが、プログラムを中断して帰国することになりました。
帰国するまでの学生による体験記を掲載しておりますので、ご覧ください。
海外研修(ニュージーランド)体験記
「最後に…」
今回の海外研修は、10人という大人数での参加でした。ニュージーランドの大自然と人々の温かさに囲まれてみんな充実した日々を過ごすことができました。
途中、地震という想定外の出来事にも遭遇しましたが、みんなで協力し合い乗り切ることができたし、先生方の様々な配慮のおかげで無事に日本に帰って来ることができました。本当に感謝しています。
今回このメンバーで海外研修に参加出来て本当によかったし、一生の思い出になりました。
海外研修で学んだことをこれからの人生の中で大いに生かして行きたいです。
(子ども発達学科 浦上 絵梨奈)
’10/9/9 「お別れ」
毎日起こる余震の影響で急遽帰ることになったので、朝から荷物の準備に勤しんでいました。普段と何も変わらないはずなのに、ホストファミリーとお別れするということを考えるとどこかそわそわしました。時間は刻々と過ぎていきました。迎えのシャトルバスが来たときにはホストファミリーにありがとうを伝え、マザーと抱き合いました。本当に来て良かったです!帰りの飛行機のなかでは、余震に怯えることなく、みんな安心してスヤスヤ眠りました。飛行場では楽しく一夜を過ごし ました♪
(子ども発達学科 河辺 春香)
’10/9/9 「泣かないと決めたのに…」
今日は昼過ぎから雨が降っていたけれど、最後に家のお庭で子ども たちと一緒に思いっきり遊べて本当によかったです!!5時にバスが迎えに来て家族と別れるとき、泣かないと決めたはずが結局泣いてしまいました。また、日本に戻ったら手紙を送る約束をしたので、絶対に送ろうと思います。大学のクラスメイトや先生に会えないまま日本に帰るのは残念だけど、楽しい思い出をたくさん作ることができました。またいつかニュージーランドに行きたいなと思います♪日本に戻るまで、たくさん乗り換えもあるし、時間もかかるけど、みんな元 気に帰れたらいいなと思います!!
(子ども発達学科 星久保 幸子)
’10/9/8 「Today’s Lunch」
今日のランチはタイ料理のお店に行きました★いろんなメニューがあったけど「yellow curry」が気になって仕方なかったので食べてみました!!辛さは中辛をチョイス♪ほんとに黄色くて思わず笑ってしまいました(笑)。ココナッツが入っていて少し甘め・・・かと思いきや後から辛さが・・・!!美味しくいただいて完食しました。
人生初のyellow curryを食べて満足の一日でした。
明日から学校行けたらいいなあ♪
(子ども発達学科 浦上 絵梨奈)
’10/9/7 「一刻も早い復興を…」
地震の影響で今日もやることがなく、家で待機しています。ですが、私のホストマザーは、ホームステイをコーディネイトする会社で働いているので、家にはホストファミリーをはじめ、色々な国からの留学生もたくさんステイしています。留学生の皆さんは、ユニークな方ばかりで、寂しくなることはありませんでした。
地震の影響で、ホームステイしていた家にいられなくなり、私のステイ先に避難してきた関西外大の学生さんの荷物が無事、前の家から届きました。一刻も早い復興を願っています。
写真は、たくさん買ったお土産の一部です!
(子ども発達学科 北村 碩子)
’10/9/6 「地震で自宅待機なので…ファームステイの内容に♪」
今日は、楽しみにしていたファームステイの日です♪午前は、いつも通り語学勉強をして、午後からファームステイへ!バスに乗り込み、ジェットボードへ直行~のはずが、あいにくの雨で、ジェットボードは、日曜に延期になりました。
今日からのファームステイ先は、ダイアナさんのお宅です。すごく広い家に到着すると、オスカーという名前の犬が出迎えてくれました。プードルとのミックス犬で、超可愛かった。それから、ダイアナさんの手料理、美味しかったです。
夜には、満天の星空を庭から観ることができ、温かいコーヒーを飲みながら、星空を観て感激しました。
流星も☆彡観ることができたよ!
(経営学科 井上 和幸)
’10/9/5 「自然溢れる牧場を見学!」
ファームステイ最終日の今日、ホストファーザーが私たちにファームの中を案内してくれました。ですが、広大な敷地を歩いて巡ったわけではありません。トラックの荷台から間近で牛を見たり、バギーに2人ずつ乗って羊の群れを見たりしました。生まれて初めてバギーで小川を越えたことや、丘から眺めた絶景を、私はずっと忘れないと思います。刈ったままの羊毛はふわふわしていて「これが毛糸になったりするんだな」と考えると少し不思議な気持ちになりました。