【10/24(金)】「駅ナカ大学 映画の中の労働問題 in JR高松駅コンコース」を開催します
高松大学経営学部松繁研究室が、JR高松駅コンコースにて「駅ナカ大学:映画の中の労働問題」を開催します。大学で行われている授業の一部を空間的にも公開し、市民の方々と共に学べる機会を設定してみようという試みです。
小説家、脚本家や映画監督らは、強い問題意識を持って社会問題を取り上げたりします。時には、無意識にしかし驚くほど明確に人々の暮らしに反映されている隠された課題や背後のある構造を描き出します。彼らの感性の鋭さにはそれらの問題を研究する専門家も舌を巻くことがしばしばあります。そこで、今回は労働問題を正面から取り上げた映画だけでなく通常の映画の中の一シーンにも注目し、その背景にある社会や労働の問題を見つめることで、映画の楽しみ方を広げたいと思います。休憩時間に立ち寄ったり通りすがりに覗いてみたりしていただき、自由な空間の中で、質問や活発な意見交換を行えればと思っています。
【日時】
令和7年10月24日(金)
12:20~13:20 ランチタイムセミナー
14:40〜15:40 ティータイムセミナー
【場所】
JR高松駅コンコース イベントスペース
(香川県高松市浜ノ町1番20号)
【参加】
参加申込み不要、参加費無料、出入自由(立ち寄り・一部参加歓迎)、飲食可
【内容】
○ランチタイムセミナーの映画は、少子高齢化の問題が世界で最も進んでいる日本の近未来を描いた『Plan 75』です。人手不足という日本の現状を再検証し、一律に捉えられている高齢者の状況を見つめ直し、社会のあり方を考えていきます。
○ティータイムセミナーの映画は、公正に関する根本的な問題を問いかけている『逆転のトライアングル』です。経済社会的地位が何によって決定されるのか。成功者とはみなされているのは、どのような根拠によってなのかを考えていきます。