平成25年8月3日から9月16日までの間、「むれ源平石あかりロード」が開催されました。この石あかりロードは、今年で9年目を迎えたそうです。「琴電八栗駅」から「源平史跡、駒立岩・祈り岩」まで約1㎞の旧庵治街道沿いに様々な石のオブジェが置かれ、夕暮れとともに灯りがともって、幻想的な姿を映しだします。お寺や広場では音楽などの各種の催し物が開催され、多くの人で賑わいます。
このような石あかりロードの開催にあたり、7月、ボランティアの募集がありました。活動は開催期間中の毎週土曜日、午後6時から10時までの間、総合案内所の運営や、ロードマップやうちわの配布、アンケート調査、車両の誘導等です。高松大学は、以前はこのボランティアに参加していたそうですが、ここ2年ほどは参加していないとのことでした。学生に呼びかけたところ、ウイリアムズゼミ、末包ゼミ、ボーイスカウト香川連盟の高松大学15団ローバー隊を中心に、経営学部の学生40名が参加することになりました。期間中の土曜日は7回でしたが、平均すると約11名、多い日には20名近い学生がボランティア活動に参加しました。学生1人あたりでは2~5回の参加となりました。
活動は琴電八栗駅付近を中心に、本部や駐車場でも行いました。夜とは言え、猛暑の続いた時期だけに、学生たちは、揃いの赤いTシャツ姿で汗だくになりながら働いていました。当初は、何をして良いか分からず戸惑い、また実行委員から指導されたりしていましたが、慣れるにしたがい自主的に来場者に声をかけたり、案内図を配布したりして積極的に行動するようになりました。中には、絶妙のタイミングでの声掛けでアンケート調査に協力してもらう学生もいました。また、リーダーに指名された学生は試行錯誤を繰り返しながらも、参加した学生たちを引っ張っていました。参加する度に、学生たちは着実に成長していたようです。
今回は、参加までの準備時間が短かったことや2年ぶりの参加ということもあり、体験的な参加になりましたが、来年は計画の段階から積極的に参加し、少しでも地域に貢献できればと思います。(末包昭彦)
むれ源平石あかりロード