留学生研修旅行(京都)

9月10日(月)と11日(火)の2日間、留学生研修旅行で京都に行ってきました。この研修旅行は、留学生が日本の歴史や文化に対する理解を深めることを目的として、毎年実施しています。
外国人にとって、京都は“日本の代名詞”みたいな所で、特に清水寺と金閣寺は人気があります。留学生たちは金閣寺がお気に入りのようです。私自身は銀閣寺のほうが好きなのですが…。彼らが“わび”“寂び”を理解するのはちょっと無理みたいですね。
研修のメインは妙心寺での座禅体験。もちろん全員はじめての体験です。
最初に住職さんの法話をありがたく拝聴しました。
みな表情が引き締まってきたところで、座禅の作法を教えていただき、姿勢と心を整えてから座禅開始。15分間の座禅を2回行いました。精神統一、無念無想 ―― 静寂の時間が流れます。
お堂から出てきたとき、みな無口になっていましたが、なにか悟ったのでしょうか? えっ、脚が痛くて、それどころじゃなかったって!?
でも、忙しい今の時代、ときどき頭と心をリッセトしたほうがいいかもしれませんね。(稲井富赴代)