会計ゼミ研修旅行

3月5日・6日の2日間で,会計ゼミの2年生から4年生までの学生と会計コースの教員との総勢19名で、京都・神戸へ研修旅行に行ってきました。今回の研修旅行のメインプランは、(1)京都で七味の調合体験をすることで伝統的な食文化に触れることと、(2)サントリーのビール工場を見学し、製造工程やCSR活動を学ぶことでした。
なぜ京都で七味?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、日本三大七味といえば、東京浅草寺の「やげん堀」、京都清水寺の「七味屋本舗」、長野善光寺の「八幡屋磯五郎」ですね。残念ながら、清水寺にはお邪魔できてはいないのですが・・・
京都の七味といえば青のりや山椒などの香りが重視された調合が多いといわれています。京都の七味の特徴をご説明頂きながら、実際に七味の調合を体験をし、京都の食文化に触れさせて頂きました。
そして、サントリーのビール工場では、ビールができるまでの数多くの行程をご説明頂きました。幸いにも、見学に伺った折はビールの全製造工程ライン(仕込・発酵・貯酒・濾過・缶詰)が稼働しており、普段何気なく目にする製品も、完成までに数多くの行程が必要であり、手間暇がかかっているものであることを再確認することができました。
また、美味しいビールを作るには,その全体の9割を占める水が大切になるとのことから、地下水を育むために森を育てるなどの環境活動に取り組まれていること、製造過程でできる麦芽殻等をゴミとせず、資料などへとリサイクルに取り組んでいることなど、CSR活動についてもご説明頂きました。企業は、単に営利を追求するだけではなく、社会貢献や環境保護などの活動が必要であり、努力されていることを学ぶ機会となりました。
このように、会計ゼミでは、2~3月にはゼミ研修旅行、5~6月にはBBQパーティ、大学祭ではゼミ研修旅行の軍資金を得る目的も兼ねての出店など、学外活動も活発に行っています。
ぜひ会計コースを選択して、貴重な大学時代を勉強に、学外活動に・・・一緒に楽しみましょう!
写真:七味調合体験

今回はEN家さんという京文化を体験させて下さる施設で、自分好みの七味作りを楽しみました。
写真:嵐山 天龍寺のお庭にて

嵐山では小川先生と合流し、天龍寺をご案内頂きました。さすが、古都京都の文化財というべききれいなお庭を散策させて頂きました。
写真:ビール工場での見学風景

写真では、麦芽を発行させているタンクを見学している様子です。
写真:神戸・異人館にて

風見鶏の館や、北野天満宮、ウィーン・オーストリアの家などの辺りを散策し、異国情緒漂う神戸の景色を楽しみました。(津村 怜花)