平成27年度入学式

4月2日、大学・短期大学・大学院合わせて280名の学生を新たに迎え、希望に満ちた若やいだ雰囲気が感じられる中、平成27年度の入学式が厳粛に行われました。当日は、1週間前の予報とは異なり、温かい春の日差しと満開の桜の花に包まれた、あたかも新入生の前途を祝福するかのような穏やかな日和に恵まれました。3月19日に学位授与式を終えて卒業生を送り出し、春休み期間とも重なり寂しくなっていたキャンパスは、新たな仲間を迎えて一挙に華やいだ雰囲気になりました。
このような中、経営学部は1年生81名、2年次編入1名、3年次編入2名、合計84名の新たな学生を迎えました。このうち、留学生が11名で、内訳は中国から7名、ベトナムから2名、そしてインドネシアから2名です。これまでの中国とベトナムの留学生に加えて、関係者の努力によってインドネシアから初めての留学生を迎えることができました。スカーフのような布で頭を覆った留学生を見ると、今までのキャンパスとは異なる雰囲気を感じ、グローバル化が進展していることを実感します。何れ、様々な言語が飛び交う風景が見られるようになることでしょう。言葉や食べ物、文化や歴史の異なる国の若者が、同じキャンパスで学び、切磋琢磨して成長することは、将来に向かっての大きな希望につながります。その可能性に大いに期待したいものです。
あらためて、新入生を歓迎するとともに、今後の成長を温かく見守りたいと思います。(末包 昭彦)