会計コースの岡田です。3月に入ってから、暖かくなったりちょっと肌寒くなったりと気温が安定しませんが、皆様、体調はいかがでしょうか。私はもうダメです。早く暖かくなってもらいたいものです。
3月といえば、卒業シーズンですね。本学でも、3月20日に学位記授与式が挙行されました。卒業された皆様、おめでとうございます。式に参加して、改めてこれまでの大学生活を振り返り、感慨深く思われた方も多いのではないでしょうか。
文部科学省によれば、卒業式は「儀式的行事」と呼ばれる特別行事の一環とさ
れており、「学校生活に有意義な変化や折り目を付け、厳粛で清新な気分を味わい、新しい生活の展開への動機付けとなるような活動を行うこと」とされているみたいです(文部科学省『学習指導要領 生きる力』第5章)。私は卒業式=これまでを振り返りながらとりあえず泣きましょう、という程度にしか考えておりませんでしたが、なるほど次の一歩を踏み出すためでもあるんですね。文科省の文言は大学を対象としたものではありませんが、皆さんも学位記授与式に出席したことで4月からの新生活に改めて思いを馳せたものと思います。大学を卒業して実際に社会に出るということは、まさしく人生のパラダイム・シフトとも言える大変革で、おそらく、皆さんも社会に出てから今までの生活とのギャップを感じることが少なくないでしょう。このギャップに立ち向かう気持ちの「区切り」としても、学位記授与式には意味があるわけなんですね。
卒業された皆様、改めてお祝いを申し上げます。卒業してからも、何か困った
ことがあった時、あるいは全然困っていない時でも、たまには高松大学のことを思い出して、足をお運びいただけたらと思います。そういうのって、教員からしたら存外に嬉しいものなんですよ。
卒業生の皆様の、今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。
(岡田 龍哉)
学位記授与式