あの先はどうなっているのだろう

最近、(ようやく)気がついたのは、BIKE関連商品の値段が激安になっていることでした。サドルバッグ(¥1,799)、フロントバッグ(¥1,099)、ワイヤレスサイクルコンピュータ(¥1,200)、ミニ携帯ポンプ(¥1,550)、サドルカバー(¥1,280)、サイクルジャージ上下(¥2,499)、バーエンドグリップ(¥3,564)などなど、いずれも一昔前では考えられなかった値段であり、これらを立て続けに購入してしまいました。ほぼすべてがmade in Chinaなので耐久性がちと心配なのですが、走行や安全に重要なパーツでもないですし、「人柱」になってもよいかな、と。
これで長年変わり映えしなかった地味な我がMTBの装備が、写真のように一気に(ごてごてと)ドレスアップしました。それで、今シーズン、梅雨前はほとんど乗っていなかったのに、梅雨に入った頃に俄然乗りたくなりました、まぁ、そーいうもんですよね。そこで、梅雨の合間の晴れを狙って、いつもの庵治半島1周を行いました。これは21km程度の距離なので、小手調べのようなものです。
次の機会には、ステップアップとして志度方面へ繰り出しました。通常なら大串半島の先とか小田の興津海水浴場方面への進路を取り、一気にそちらを目指すのですが、その日は徳島文理大学の北、地図上で「海の駅」と書かれているあたりを走っているときに、ふとこれまで足を踏み入れていない、自分の中ではエアポケットのようになっていたエリアに足が向きました。北上して小串岬に向かうあたりです。それで行ってみたのです、ワクワクしながら。海沿いに伯父ヶ浦まで行って引き返し、穴子から鴨部川方面に出て南下するルートを取ると、漁業集落や農業集落が点在するジャパネスクな風景がそこかしこで見られ、わりとほっこりしました(この日は合計60km走りました)。なお、検索してみると、同じようなルートを辿っている下記の紹介記事がありましたので、ご参考まで。
http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/365211856.html
「あの先はどうなっているのだろう」、いつもではありませんが、時々このように思うときがあって、この繰り返しでBIKEライドによる地域への経験値UPを図っています、まぁ、生きる上では大した役にはたちませんが。ただし、人里離れた深い山中の、舗装されていない道への突入は、野生動物との遭遇、果ては遭難の可能性も考えられ、いくらMTBとはいえ、さすがに控えなくてはなりませんね。(正岡 利朗)