庵治の山中

春が終わり夏になってさらに気温が上がると、炎天下で運動したくなりますね。
トライアスロントレーニングをしている当方(すでに最後に大会出場をしたのは10年以上前のことですが)としては、アウトドアでの運動といえば、BIKEかRUN、しかし、前者については年に十回以下、気が向いたらMTBに乗る程度なのが実情...。
そのBIKEですが、小豆島を1周するとか引田まで行くとかは最近の自分にとっては大遠征なので、お手軽にご近所がコースとなることが多いです。当宅から北に進めば、海と山が同時に楽しめる庵治半島があり、単に外周をなぞれば約21km程度の手頃なアップダウンコースですが、いくつかあるアプローチから山の中に入り込めば、たちまちキツイ山中ライドとなります。行き始めて20年以上経つのに走った記憶がおぼろげにしかないエリアもまだまだあり、そんなエリアに足を踏み入れる際には毎回冒険気分になります。決まった「コース」を設定せずに山中を迷い迷って、どこから登ってどこに降りるか、いろいろな「ルート」を試して記憶に定着させていくというのも、楽しんでBIKEを継続するために重要な要素なのかも。
さて、この4月から山中エリアの定番スポットに「あじ竜王山公園」が加わりました。ここは、庵治にある竜王山(塩江にも同じ名前の山があります)の山頂付近を整備し、アート作品を点在配置しているのですが、肝心の瀬戸の島々の眺望は、木が茂り過ぎていてイマイチです(庵治半島にはそこまで登らなくても、島々のある風景がキレイに見えるスポットが多数あります)。ですが、急勾配を必死になってしばらくもがけば、標高約200mの駐車場まで到達し、一服できるので、手頃な立ち寄りスポットとして組み入れております。
注)cマイクロソフトMAPを加工
つい最近では、地図で①の笹尾集落付近から登り、②地点から⑤地点に向かうつもりが、道を間違え③の方面に降りてしまい(日記を見ると、5年前にもまったく同じ間違いをやらかしてました!)、再び④地点からアタックして⑤地点に達し、そこから数百mほど行って、到着した駐車場で10分ほどの休憩、観光客(大半がジモティですが)がそれなりに来ているのを確認して、⑤地点から山中を⑥地点まで進み、さらに超久々に八栗山の北西にある庵治の石切場まで行ってみようとしたのですが、離合困難な狭い道をひっきりなしに行き交うダンプに恐れをなし、途中で断念、⑥まで引き返し、そこから高尻(こうじり)の海水浴場へ降りました(ここでついでの海水浴をやって、帰途につくこともあります)。それにしても毎度思うことですが、山を登る過程は地道にペダルを回して高度を稼いでいかねばならないのに、降りる過程は爽快感と引換にあっという間なんですなぁ...。(正岡 利朗)