学会での大会実行委員長で沁みたこと

昨年11月24日~26日まで、レグザムホールの小ホール5階多目的会議室玉藻にて、「日本コンピュータ化学会2023秋季年会in高松」の実行委員長を担当させていただきました。
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これまで、いくつか、イベント責任者等をこなしてきたつもりでしたが、学会の大会運営はそんな程度ではなかったです。今回、骨身に沁みたこと、書いてみます。

  1.  うどん県だけじゃない、高松で開催するということ
    大会に向けて、準備しなければならないことが日々山積みになっていきます。優先順序を付け、提出書類を忘れないよう、ホームページおよびメールチェックを1日何度となく・・・楽しいけれど、学生さんがよく言うところの「へこむ」症状が出たり、出なかったり。
    それでも、始まってみると、全国からお集りいただいた方からの「うどん屋に1日で〇軒まわった」とか、「瀬戸内のお魚は美味しい」、「多島美を体感した」などの感想をうかがいながら、何よりしっかり議論する場を提供できたかなという気持ちが持てると、あの日々の踏ん張りは無駄ではなかったか、とも思えていくのでした。
  2.  ネットワーク?アンテナを張る重要性
    この1年間?なんせ、「どうしたら、高松での学会、成功させることができるでしょうか?」を、やたらと聞いて回りました。それぞれの立場の方が、私をある意味で「わらしべ長者」のように次のステップへ導いてくださいました。個々人のお名前を出すことは控えますが、本当に感謝しています。そして、何より、素直に聞いてみると、世界は広がるんだ!を実感していきました。ネットワーク?アンテナを張る、これは本当に面白く、重要なことです。
  3.  最後は人です
    2につながることですが、集ってくださった皆様に感謝します。そして、そこには、朝早くから、夜遅くまでの準備を一緒に走ってくれたスタッフにも感謝します。映画のエンドロールで、こんなにたくさんの人、企業、組織等が関わっているの?と感嘆すること、ありませんか?私は多方面からあらゆる人に助けてもらい、まさに、この気分を実感しました。


神部 順子