こんにちは。スポーツ経営コースの宇野(旧姓:山下)です。前回の記事では、山下ゼミ夏の研究合宿の様子を紹介しました。今回も引き続き山下ゼミの活動報告として、今年の1月に行った卒業論文中間発表会について紹介します。
現在、山下ゼミには、10名の3年生が所属しています。3年生の演習の時間には、就職活動の対策にも取り組みながら、主として、4年次に取り組むことになる「卒業論文」の研究課題を設定するために、個々人の興味関心・問題意識に関連する先行研究について報告、ディスカッションを行ってきました。1月には、演習の集大成として、これまで一人一人が検討を重ねてきた研究課題、及び、今後の研究計画についてA4判1~2枚のレジュメにまとめて発表してもらいました。
写真は、発表会の様子です。山下ゼミでは、卒業論文に取り組むにあたって、どんなに小さなことでもいいので、これまでにない発見を行うことを目指しています。演習の時間には、先行研究の検討という困難な課題に取り組んできました。ゼミ生は、難しい課題に真摯に取り組み、自らのスポーツ経験の中で培った問題意識に基づいて、これまでの研究と照らし合わせながら、興味深い研究課題を考察してくれました。
例えば、モータースポーツという特徴的なスポーツ行動(機械を操作して走る)、運動部活動で発生している体罰への肯定的な捉え方、競技スポーツに必要不可欠な審判の問題、総合型地域スポーツクラブ政策の展開に伴って置き去りにされた地域スポーツクラブの経営課題などへの着目がなされていました。
4年次には、今回発表を行った研究課題に基づいて調査に取り組んでいきます。まだまだ未熟者ですが、ゼミ生の卒業論文が充実したものになるよう、私自身も勉強しながら一緒に取り組んでいきたいと思います。
余談ですが、先日行われていました冬季オリンピック、面白かったです。高松市内のスポーツバーで、カーリング日本代表女子、韓国代表との準決勝を視聴していました。3月9日からは冬季パラリンピックが開催されます。こちらもどんな展開になるか、楽しみです。 (宇野 博武)
山下ゼミ(スポーツ経営コース)卒業論文中間発表