中国の大学生とオンラインで交流

6月14日(水)、中国・西安外事学院の学生達とオンラインで交流しました。
西安外事学院は本学の学術交流協定校で、今年は協定締結20周年の記念の年です。3月には、西安外事学院から黄藤理事長はじめ9名の先生方が来学し、今後の協力プログラム等について話し合いました。
6月には本学側が西安外事学院を訪問する予定でしたが、ビザが間に合わず、急遽Zoomを使ってのオンラインに切り替えました。
西安に行けなかったのは残念でしたが、「それならば、オンラインでしかできないことをやろう」と、学生のオンライン交流会を実施しました。初めての試みなので、うまく繋がるか心配でしたが、映像も音声も鮮明で、2時間あまりのオンライン交流ができました。
前半は、私がpptを使って、20年の交流の歴史を振り返りながら高松大学の紹介をしました。後半は、藤原ゼミの学生(日本人3名、中国人留学生3名)と西安外事学院の日本語学科の学生約30名が、お互いにいろいろな質問をして交流しました。
最初は留学生活に関する質問(アルバイトや奨学金のことなど)でしたが、徐々に日本人学生とアニメやゲームの話で盛り上がりました。
「日本の音楽は聴きますか?」という質問に、「YOASOBIの曲をよく聴く」という答えが返ってきて、「わぁー、YOASOBI知ってるんだぁ!」と本学側から驚きの声。アニメは「すずめの戸締まり」や「鬼滅の刃」「SLAMDUNK」など、最新の人気作の名前が挙がりました。インターネットで見ているとのこと。
「どんなゲームをしますか?」という本学側からの質問に、「原神!」という答え。すると、またまた日本人学生が、「あぁ、知ってる知ってる。いまメッチャ流行ってるんだよね」。
私が不思議そうな顔をしていると、中国人留学生が「中国のゲームで、いま世界中で流行ってるんですよ」と教えてくれました。もう、おばさんにはついていけない世界です。
今回、2000㎞以上も離れた相手と顔を見ながら話ができ、インターネットで世界中がリアルタイムで繋がっていることを実感しました。ITオンチの私ですが、これをきっかけに、海外協定校とのオンライン交流会やオンライン会議を増やしていきたいと思います。

稲井富赴代