学外セミナー(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

4月28日(金)、学外セミナーで、大阪のユニバーサルスタジオジャパン(USJ)に新入生と一緒に行ってきました。この学外セミナーは、「新入生が大学生活を円滑に開始できるよう初年次教育の一環として、学生及び教職員が相互に交流を図り、親睦を深めるために実施する」ということから例年入学後の早い時期に実施しているセミナーです。経営学部では、新型コロナの感染拡大で中断するまでは2日間にわたってセミナーを行っていました。初日はスポーツやゲームを行って仲良くなり、2日目はバスで県外に出かけました。宿泊したこともありました。この行先は、何時からか、学生の希望でUSJになりました。初めてUSJに行った時の学生の表情が輝いていたことを、昨日のことのように覚えています。
このような中、新型コロナの感染が拡大し、2020年、2021年と行事が中止になりました。幸いにも、昨年は新型コロナの影響が小さく、県外に行くことはできませんでしたが、レオマワールドと四国水族館を訪問することができました。多くの学生が何度か行っており、期待したほどの効果はないであろうと思っていたのですが、楽しかったという声が予想以上に多かったことに、少し驚きました。実際に、現地に行って行動している学生を見ていると楽しそうでした。コロナで閉塞感があったから、友達と学外に行くことに素直に喜びを感じていたのかもしれません。
今年は、当初心配された新型コロナも徐々に落ち着きを見せ、多くの学生が希望したUSJに行くことができました。当日は天候に恵まれ、7時過ぎに4台のバスに分乗して、学長を始め教職員の見送りを受けて出発、10時頃にはUSJの駐車場に到着しました。更に、駐車場から15分ほど歩いてUSJ入口に到着しました。3年ぶりに訪れたUSJは、とても懐かしく、温かさが感じられました。USJのシンボルである地球儀の前でゼミごとの写真を撮ることは、禁止されていたため、入口で恒例のゼミごとの写真を撮りました。撮影が終わると、学生は友達と連れ立って、あっという間に入場者に紛れて見えなくなりました。
当日はかなりの混雑を予想していましたが、連休前の平日で、時間が早かったこともあったのか、思っていたより混雑はありませんでした。園内を歩いていると、何組かの学生グループに会いましたが、いずれのグループもピースをしたり、手を振ったり、中にはソフトクリームを食べたりして楽しそうでした。3時過ぎに帰りの集合場所に行くと、お土産を片手に話が弾んでいました。出発前に教室に集合した時の固かった表情や動きとは異なり、友達とふざけたりしながら、楽しそうに話していた姿が印象的でした。学生生活も順調にスタートが切れたようです。
また、案内した上級生も随分と成長しました。私のバスの上級生は、帰りは爆睡していました。慣れないガイドで疲れたのだと思います。しかし、さすがでした。大学到着直前には、しっかりとアナウンスして新入生をまとめ、学生が下りた後は、車内の点検を確実に行って下りてきました。お疲れさまでした。
今年の学外セミナーは、新型コロナの感染拡大の影響で中止が心配されたものの、各方面のご支援を得て無事終了いたしました。関係者の皆様ありがとうございました。

末包 昭彦