引田ひなまつり

引田ひなまつり

(写真:東かがわ市ホームページより)

3月3日は桃の節句、ひな祭りですね。毎年2~3月にかけて香川県ではいろんな地方でお雛様を地域の方に披露しているお家がたくさんあります。香川県を代表する県の名物ひな祭りとして「引田ひなまつり」があるのを知りました。

私のお雛さまは生まれたときに買ってくれた7段飾りでしたが、娘が生まれた年に飾っただけで、場所を取るため今はもうありません。娘が二人いるので母が孫にとまた新たに親王飾りを購入しましたが、それも出していたのは10年くらいで今は押し入れの中です。高価なものなので捨てるに捨てられずにいます。引田ひな祭りのように披露する機会があればお雛様も喜んでくれると思うのですが、そんな家構えでもないのでお雛さまには申し訳ない限りです。

引田で展示している豪華絢爛な段飾りは写真を見ているだけでうっとりします。讃州井筒屋敷をはじめ、会場エリア内は引田の歴史を感じるまち並みの家々にひな人形が並びます。今年は3年ぶりに開催されるそうです。是非足を運んでみたいものです。

森 享子

かつて引田では女児が誕生すると初節句に、この地域独特の「引田飾り」と呼ばれる飾りつけを親族や近所に披露する風習がありました。この風習を現代によみがえらせたのがこのお祭りです。引田の古い町並みの約60軒に江戸時代のものから現代のもの、創作雛人形や地元園児作成のものなど、さまざまなおひなさまが飾られます。(東ががわ市ホームページより引用)

引田では昔より女児が誕生すると初節句(桃の節句)に、この地域独特の「引田雛」と呼ばれるひな飾りを親族や近所の人に披露する風習があった。引田雛は内裏びなが御殿入った御殿雛と、雛壇の横に市松人形を飾るのが特徴である。また、子供たちは家々を回り菓子を貰っていた。雛人形等は母親の実家が準備するのがしきたりであったが、豪華なものを各戸競うように披露しあい経済的負担も多大なため、周辺地域では江戸期以前より「引田には嫁にやるな」という諺が伝わっている。あまりに華美であり家計の負担も大きく昭和の終わり頃には自治会の申し合わせにより自粛となった。(wikipediaより引用)