ゼミナール活動あれこれ

今回はゼミナール活動についてお話したいと思います。本学は「研究室制度」を設けており、全学生はいずれかのゼミナール(研究室)に所属することになっています。私は今年、1年/3年/4年のゼミナールを担当しています。
1年のゼミナール活動では、着任以来初の学外セミナーに行ったときの出来事が一番印象に残っています。レオマワールドにおいて、学部として公式に、ゼミナール単位での記念写真を撮ることになっていました。ここでは慌ただしい撮影になったので、少し場所を移動し、「もっと撮影しよう」とメンバーに声をかけました。そして、さあ、背景も決まったところで「私のスマートフォンで撮影するよ~」と言ったところ、「先生も一緒に入ろうよ」との声がありました。そして別のゼミナールの学生さんに私のスマートフォンを渡しました。・・・だから、何?と思われる方もいるかもしれませんが、涙が出るほど感激している私がいました。実は、私も大学の教員歴が長くなってきたところです。それでも今回、初めてなのです。(こちらが仕込まない状況で)「先生も一緒に」と学生さんから言ってもらえたこと!
3年と4年については、たまたまのご縁というより「神部ゼミは〇〇よ」ということを腹にくくって参集していているメンバー達です。先日、「4年から有難い話を聞くゼミナール活動」と銘打ち、3年と4年が初めてしっかりと顔を合わせました。といっても、いつもの第7演習室で、4年の2名は自宅からオンラインをつなぐものです。4年は、「3年夏からのインターンシップおよび就職活動を経て、現3年に伝えたいこと/今、卒業論文作成で取り組んでいること」を中心に、一人5分程度プレゼンテーションをしていきます。またまた、涙が出るほどの感激が・・・4年のメンバーが本当に立派になってきました。それぞれの言葉で、語りかけてくれます。そして、3年のメンバーはその様子について、メモをしながら必死に聞いています。本当に有難い!
まあ日々、あれこれありますが、「今日も一日わくわくドキドキしながら生きていこう!」

神部順子