「サイクリングで健康つくり」

香川県では、独自の「香川県コロナ非常事態宣言」を発令するとともに、県対処方針に基づく警戒レベルを最高レベルの「緊急事態対策期」に引き上げ、県民に不要不急の外出・移動の自粛を呼びかけるなどの集中対策を講じています。そのため、県外への移動ができなくなり家に引きこもっているのですが、運動不足になると健康不調を引き起こすと言う記事を読んで、春ごろから休日に夫とサイクリングに出かけはじめました。私は体力がなく膝や腰のリハビリのために始めたので私だけレンタサイクルの電動式自転車を利用しています。

二人で近くの川沿い、山沿い、海沿いを走ります。サイクリングを始めて一番嬉しかったのは自然を感じられるようになったことです。毎回、空や雲はいろんな模様を見せてくれます。山々の色も季節によってどんどん変化します。川沿いでは草や木の匂い、山では新緑の香り、海に出ると潮の香りが漂ってきます。今でもあちこちで鶯の鳴声や鳥の声が聴こえてきます。走る場所によって感じるものが変わってとても楽しい時間です。

折り返し地点ではティータイムを楽しみます。トイレ休憩場所で持ってきたおやつを食べたり、お弁当を買ってピクニック気分を味わったりします。時々、カフェでお茶することもあります。「今日はどこに行こうかな」と寄り道を楽しんでいます。

最初は往復20キロでへとへとでしたが、3~4か月過ぎた最近では往復30キロが走れるようになりました。確実に体力アップしているような気がします。これからも健康つくりのために続けていきたいと思っています。

 

(森 享子)