健康運動でストレス解消

今年の流行語大賞に「3密」が選ばれましたね。コロナ感染拡大によるコロナストレスはいつまで続くんだろう、と不安になったり恐怖を感じたりしている人がほとんどだと思います。しかし、このストレスを放っておくといつの間にか落ち込んでしまいます。自粛によって出かけられず、ストレスが溜まる一方にもかかわらず、ストレスを解消する・発散することが難しくなっている今の環境では、ストレス耐性が低くなり、ちょっとしたことでイライラしたり、我慢できなくなります。

たとえば、こんなことがあるようです。

*毎日流れるメディアからのネガティブな情報やニュースは、人を不安にさせ、恐怖に陥れ、落ち込みやすく、マイナス思考になりやすい
*いつ自分が感染者や濃厚接触者になるかもしれないという不安や恐怖から、まわりにそういう人間がいないかと疑心暗鬼になったり、自分の身を守ろうとする
あまり疑い深くなり、人を誹謗中傷したり、差別しがちである
*外出を禁止されたり、制限されることで、外に出かけて人と会うことで気分転換やリフレッシュできていたことが、家に引きこもっていなければならなくなり、誰とも話さない、交流しない時間が増えると、特に一人暮らしの人間は孤独になり、社会から孤立していると感じ、鬱状態になってしまう傾向がある
*家にこもりっきりになると、パソコンやスマホを見ている時間が増え、会話が減り、寝つきも悪くなる。脳の前頭前野が衰えると脳の機能が低下する

このような環境から抜け出すには、健康運動が効果的です。私は体力を養うため毎週「カーブス」という女性だけの運動ジムに通っていますが、運動の大切さを身に染みて感じています。ジョギングやウォーキングだけでなく、家にいながらできるジャンプや背伸び、手首足首や肩を回す、だけでも体が軽くなります。
運動することによって、ストレスを解消することができるだけでなく、免疫力も上がってコロナに対する抵抗力も身に付けられます。ちょっと手足を動かすだけでも血行が良くなり、身体が緩みます。固まっている心や体をほぐして、リラックスすると、気持ちがスッキリします。
コロナなんかに負けない体力づくり健康づくりで、この冬を元気に過ごしましょう。

(森 享子)