たーちゃんパワー~笑顔と元気をプレゼント~をテーマに、平成25年10月12日、13日の2日間にわたって、第18回高松大学祭、第45回高松短期大学祭が開催されました。当日は、当初風は強かったものの、天候にも恵まれ多くの来場者で賑わいました。メインステージでのカラオケ大会やお笑いライブなどの他、学内の各所において、工夫を凝らした各種の展示や催し物が行われ、また、模擬店も多く出店されました。
わがゼミでも、3年生は型ぬきの店を、1年生はウイリアムズ先生のゼミと一緒にホットドッグ店を出店しました。3年生は経営の学生らしく、原価を安くして利益を上げようと、景品を持ち寄るなどの工夫をした甲斐があり利益を出すことができたようです。一方、経営学を学び始めたばかりの1年生は、勢いでホットドッグの提案に便乗しました。出店するにあたっては、事前にどのような商品を、どのような価格で、どの程度の数を販売するか、販売要領はどうするか、売れ行きが悪い場合の対策は?等々の検討を行うのですが、これらの検討が十分に行われないまま当日を迎えました。学生たちの販売努力もあって、幸いにも少しばかり黒字になりましたが、大分疲れた様子でした。大学祭終了後、ゼミの時間を使って、再度どうすればよいかを議論させました。苦い体験をしただけに、発言には実感がこもっていましたし、内容も具体的でした。模擬店の出店も、経営学を実地に学ぶ良い場になったようです。ちなみに、経営学のノウハウを適用して模擬店を出店したゼミは、それなりの利益を上げたようです。(末包昭彦)
大学祭