RPGのような

委託調査などの引き受け仕事が佳境に入ると時々思うのが、「この作業って、まるでRPGだよね」っていうことです。「提出」という目標が設定されていて、最終的に数百ページのボリュームになるわけですが、書きやすい(攻略しやすい)箇所と書きにくい(攻略しにくい)箇所があって、図表などが連続するところ、文章を延々と書かなければならないところ、それぞれ「敵」キャラの特徴があります。難易度の高い部分は「ボス」として、戦うのは後に回す、まず「雑魚」から片付ける。そして、経験値を稼ぎ、レベルを上げてから、再びボスと戦うと、あ~らフシギ、あんなにも手こずっていたボスが、わりとラクに倒せたりするじゃないですか。
ゲームと違うのは「リセットができない」ところですよね(アタリマエですが)。佳境に入ったときには毎日、今日も戦った、戦った、疲労度がMaxに達しているので「薬草」でも飲んで早めに寝よう、一気に疲労回復ができる「マジックアイテム」などはないし、ここで倒れたらゲームオーバーだからな、とか思っております。そして、引き受け仕事にも難易度があって、雑魚レベルなのにけっこうな「ゴールド」をもたらしてくれる敵もあるのですね。最近の当方は、もうそこそこレベルアップは果たしたので経験値稼ぎはたった、なので、ラクしてゴールドががっぽりもらえるような仕事ばかりだとよいのに~と、ムシのよいことを考えております。ドラクエで言うと、なんとかスライムとか?
ちなみに、現在は、TVゲームのRPGは一切やっておりませんが、その昔(バブル経済の頃です)、唯一やり込んだゲームは、ファミコン版の「ドラゴンクエストⅢ」でありました。この時には眠るのも惜しんで頑張って、魔王バラモスを倒し、やっとこれで解放されると思ったのに、真の敵ゾーマがまだいるとはっ!そんなのないよ~、あまりにも理不尽だよ~、こんなに大変な思いして報酬もなしかよ~、などと一人毒づきながら、ファミコンとソフトをヒトにくれてやったのでした。それ以来、RPGはやっていないので、最近のゲーム事情にはとんと疎いです。みなさん、面白いRPGがあったらぜひ暑く語ってください、絶対やりませんけど...。
しかし、実写版ドラクエと言える「勇者ヨシヒコと魔王の城」とその続編「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」には大いにハマりました!DVDを購入し、何度も繰り返し観ています。実に面白いです。あまりにもハマり過ぎて、今年の本学大学祭では、ヨシヒコを降臨させ、ツーショットを実現してしまいました、実に楽しかったです!(正岡 利朗)

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