ボランティア活動~むれ源平石あかりロード2017~

8月5日に始まった今年のむれ源平石あかりロード(以下、石あかりロードと称す)は、9月16日に終了しました。43日間にわたる長期のイベントでした。最終日の9月16日は台風接近に伴うあいにくの雨のため、ボランティア活動も途中で切上げになりましたが、学生たちは撤収までしっかりと活動していました。
今年の石あかりロードは、テーマである“夢”を表した企画展示「ゆめのたね~みんなで灯そうゆめあかり~」、石彫、森岡量基の「立体曼荼羅」、石の里のアーティストたちの作品を中心に約200点の作品が展示されました。
このような中で、今年もボランティア活動は、お盆の土曜日を除く6回の土曜日に行われました。高松大学からは経営学部の学生62名が参加しました。学生たちは毎土曜日に、多い時には30名近い学生が、1㎞にわたる旧庵治街道南側の「ことでん八栗駅前」、中央部の「洲崎寺前の本部」、北側の「ロードハウス付近」に分かれて活動に参加し、会場の設営、ロードマップやうちわの配布、スタンプラリーの実施、会場やイベントの案内、駐車場の案内、縁日の支援などを行いました。

更に、9月2日の源平デーでは、マスコットキャラクター“与一君”のパフォーマンスも担当し、子供たちに大人気でした。
また、女子学生が担当したホームページでは、今までのインタビュ-とは異なる新しい試みとして、インスタグラムも活用して、石あかりロードの雰囲気を伝えるコンテンツ作りを行っています。
期間中の来場者数は、最終日が雨であったこともあって、例年よりやや少ないとはいうものの7万人を超える見込みです。
今回の活動を見ていると、最初はぎこちなかった声掛けも時間とともに上達した初参加の学生、駐車場の案内で相手を不機嫌にしてしまったが期間の終り頃には下級生を指導するまでに成長した2年生、テーブルの組み立てや配列を他の学生に教えながら手早く会場設営をまとめていた3年生、スーパーボール救いやスタンプラリーで子供たちにすっかり慕われた女子学生などなど、夫々が大きく成長した姿を見せてくれました。
石あかりロードのボランティア活動には多くの学生が参加します。活動を通じて得られた様々な成果を今後の学生生活に活かしてもらえれば、と願っています。(末包 昭彦)