海外研修 インドネシア企業調査報告

高松大学 経営学部 経営学科 辻 太、ヒルワ ファイザ、ヌルル トゥリ アイニ
僕は特別講義Ⅱ「海外研修」授業の一環として2月22日から2月28日までインドネシアへ行ってきました。メンバーは、丸山教授、インドネシアからの留学生のヒルワさん、ヌルルさんと僕の4名です。
2月22日、関空からクアラルンプールに行き、クアラルンプールからジョグジャカルタ、ジョグジャカルタからは電車で目的地プルオケルトまで行きました。プルオケルトを目指す途中ジョグジャカルタでプランバナンという世界遺産のひとつであるヒンドゥー教の遺跡に立ち寄りました。
この遺跡は1549年の地震によってほとんどが崩壊してしまいました。現在もパズルのようにぴったり合う石を見つけて組み立てるという修復作業が行われていました。この遺跡で一番印象に残っているのは入場券を買う際、学割が使えたことです。まさかインドネシアで高松大学の学生証を見せることになるとは思いませんでした。もし、みなさんも訪れることがあれば学生証をお忘れなく。
電車がプルオケルト駅についたのは2月23日の夜でした。駅にはプルオケルトにあるウンスク(UNSOED)大学のAgung教授と今年4月から高松大学に留学してくるアンディ君とレヴィアン君が迎えにきてくれていて、宿泊先まで連れて行ってくれました。日本から約30時間の旅で疲れていた僕はどろのように眠りました。
朝4時ごろ不思議な音楽で目を覚ましました。後でわかったのですが、この音楽はイスラムの祈りの時間を告げる音楽で、この音楽が流れている間に祈るというものでした。無信心の僕は、スピーカーの音もう少し絞ってくれ、、、と思いながら、もう一度眠りました。
2月24日、朝起きるとインドネシアのインスタントラーメンを作ってもらい食べ、ウンスク大学に行く準備をしました、インスタントラーメンはおいしかったです。
ウンスク大学では学部長始め多くの方に挨拶しました。そのあと、ウンスク大学経済ビジネス学部の学生たちと交流しました。丸山教授は学生たちへ授業を行い、僕は学生さんたち四人で、バトラデンという公園に連れて行ってもらいました。
公園では熱帯の珍しい木を見たり、お土産を買ったりと楽しみました。その夜は仲良くなった生徒さんたちとご飯に行ったり、イスラームについて質問したりしました。
2月25日、朝起きると一緒の寮に泊まっている学生からの書置きがあり、先に行くよというようなことを日本語で書いていました。
そこで、日本語文法の間違いを教えてあげました。この日は旅の目的であるヤシ砂糖工場の見学を行い、事務所でヤシ砂糖買い付けの話をするなど、すごく勉強になりました。
そのあと、日本語学科のエリー先生たちとお昼ご飯を食べました。さらにウンスク大学日本語学科の終業式に参加させてもらい、日本との違いに驚きました。
その夜は経済ビジネス学部長さんたちとご飯をご一緒させてもらい、インドネシアのしゃぶしゃぶを楽しみました。
2月26日、
インドネシアの中学校で日本の紹介を行うということで、バイクに乗せてもらい、中学校 に行きました。
その途中、バイクに燃料を入れるために立ち寄ったのはビンにガソリンが入っていてそれを買えるお店です。右の写真です。よくよくそのあと街を見るとそのようなお店がたくさんあってこれは便利だけれど危ないなと思いました。
中学校では日本から持参した写真を使って50分間ほど日本を紹介しました。緊張しすぎてあまり記憶がないですが、なんとかなったはずです。
午後は次の日帰るためのジョグジャカルタ行きの電車のチケットを買って帰りの用意をしました。夜は丸山教授、レビィアン、アンディ、仲良くなったプラスとご飯を食べに行きました。インドネシアではいろいろなものを食べさせてもらいましたが、すべておいしかったです。
2月27日、朝7時の電車に乗り、プルオケルトを後にしました。ジョグジャカルタではボルブドゥールという世界遺産の仏教の遺跡へ行きました。ここでは象に乗ることが出来たなど、旅の最後を盛り上げてくれました。
その後、来たときと同じようにジョグジャカルタからクアラルンプール、クアルンプールから日本へと帰ってきました。
一週間ほどの短い旅でしたがその中身は楽しく勉強ができた、すばらしいものでした。ウンスク大学のみなさんや通訳してくれた留学生のみなさん、そしてこのようなすばらしい体験をさせていただけるチャンスをくれた高松大学、丸山教授に本当に感謝しています。ありがとうございました。これからもインドネシアとのヤシ砂糖ビジネスは続いていきます。
これを読んで少しでも興味がでてやってみたい、インドネシアに行ってみたいという方がでれば、多少この報告も役に立ったと思えるので、みなさんよろしくお願いします。
未熟な文章ですが、これでインドネシアに行った報告を終わらせていただきます、ありがとうございました。