インターンシップ真最中

夏休みに入ってインターンシップが始まりました。
インターンシップは、実際の仕事の場を体験し、今学んでいることが企業現場でどのように役立っているかを知ることで、学びと実社会とのかかわりに対する理解を深め、学生生活ですべきことを明確にするとともに、より良い就職活動、ひいては社会人としての豊かな人生につなげることを目的として実施しています。
このインターンシップはⅠ~Ⅲで構成されており、インターンシップⅠは2年次前期、Ⅱは2年次後期、そしてⅢは3年次前期で履修します。インターンシップの実施は段階的に行い、3年次前期に行われるⅢでは、インターンシップⅠ、またはⅡの履修を含む70単位以上の単位修得を前提に、就職活動を意識した実習を行っています。
今回の実習は、インターンシップⅠが2年生20人、Ⅲが3年生3人で、実習先は7企業と1団体、実習期間は、実習先の事情によって異なりますが、インターンシップⅠが5日間、Ⅲが10日間を基準に実施しています。学生たちは、キャリア開発演習等の関連科目を履修した後、自ら実習先の事前研究、実習内容の調整、事前訪問等を行い実習に参加します。実習先も期間もそれぞれ異なりますが、学生たちは多くのことを体験し、研修が終わるころには大きく成長していることと期待しています。

写真は、ビニールハウスで、収穫が終わったイチゴ棚の整備をしている学生たちです。このイチゴ棚の整備が、甘くて美味しいイチゴの収穫に大きく影響するだけに、真夏の日差しを浴びて強烈に暑いビニールハウスの中での作業にも、授業の時とは違った真剣さで取り組んでいました。
今回のインターンシップは、ほとんどが夏休み期間中に終了し、9月21日(金)17時からは、2時間の予定で、大学においてインターンシップ報告交流会を予定しています。この報告会ではお世話になった企業の方たちや先生方をお招きし、学生たちがインターンシップの成果を発表するとともに、企業の方や先生方から意見をいただくことを計画しています。
学生たちの成長が楽しみです。(末包昭彦)