「特別講義Ⅰ」の実習報告

仮設店舗を設置

2019年度後期の授業で特別講義Ⅰが終了しました。特別講義Ⅰは、経営学部での学びを活かした内容 で『市場調査⇒商品企画⇒コンペティション⇒広報⇒販売活動⇒収支決済』について15回の講義の中で 行うものです。
大学近くのオーガニック食品を取り扱う春日水神市場様に協力していただき、産学連携で学生たちは多くの経験をすることができました。その一部をご紹介したいと思います。

プレゼン中↑

1つはコンペティションです。コンペティションとは、企業の中ではコンペと呼ばれるもので意見をまとめることを目的に、様々な人から客観的な意見を聞き、意見集約を行う方法です。今回の活動では春日水神市場の代表取締役社長である津國様にお越しいただきコンペを行いました。
学生たちにとって実際に商品をPRし、社長からコメントをいただくという貴重な経験ができました。そのうえで商品化したのは、『オーガニック・イタリアン風ラーメン(400円)』でした。この価格設定は、目標利益を決め、人件費・材料費などを含めて原価計算し、学生たちが検討したものを元に決めたものです。学生たちにとって実際に商品をPRし、社長からコメントをいただくという貴重な経験ができました。そのうえで商品化したのは、『オーガニック・イタリアン風ラーメン(400円)』でした。この価格設定は、目標利益を決め、人件費・材料費などを含めて原価計算し、学生たちが検討したものを元に決めたものです。

↑使用した食品を紹介したPOPです

さらに春日水神市場様へは、
① 商品のPRボード(左写真)を作ってオーガニックの良さを宣伝する、
②お客様アンケートを作成して、その結果を提供する、
など、春日水神市場様に貢献することを提案しました。

 

盛り付け

完成間近の商品です。

接客中の1シーン

当日は大盛況となり、50食限定販売は1時間あまりで完売しました!多くの方が、満足していただき 、「次回も開催してほしい」や「学生が頑張っている姿が良かった」などとたくさんのお褒めの言葉を いただきました。学生にとって、とても貴重な体験になったと思います。

学生たちの共同作業や接客マナーの良さも認められ、高松大学の学生が地域社会と連携して成果を上げ
たことをとてもうれしく感じました。また最後まで学生たちを温かく見守り、ご支援ご協力くださった
春日水神市場の津國社長には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。準備段階から当日まで多くの方に協力していただいたことで実りの多い実習となりました。この授業 を担当してくださった蓮井先生、山本先生、そして学生たちと経営学部の皆様に心より御礼申し上げま す。本当にありがとうございました。(森 享子)

学生たちがデザインしたチラシ