むれ源平石あかりロード2015

今年も「むれ源平石あかりロード」が、8月8日(土)から9月19日(土)まで開催され、大学からは、これまでで最も多い70名近くの学生がボランティア活動に参加しました。今年は、これまで以上に地域に貢献することを目指して、早くから中核となる学生が実行委員会に参加しました。実行委員会の中では、これまでの10年間の成果を踏まえて、今後の方向性が議題に取り上げられ、学生たちも委員会の一員として意見を述べてきました。このような議論の中で、源平合戦の歴史を多くの人たちに楽しみながら知ってもらおうと、8月29日を源平デーとすることが決まり、この日の催し物のうち二つの企画を担当することになりました。子供向けの「源平史跡クイズラリー」と「ホームページ」のリニューアルです。
クイズラリーを担当する学生は、7回にわたる実行委員会に参加して企画をまとめるとともに、大学では時間を作って開催の準備を進めました。当初は全員の力が中々まとまりませんでしたが、源平デーが近づくにつれて少しずつ盛り上がってきました。このように準備を整えて万全の態勢で源平デーを迎えたのですが、当日は残念ながら雨でした。準備を進めてきたのでラリーは実施したのですが、来場者は大幅に減少しました。雨には勝てませんでした。準備を進める中において、学生たちは、目標に向かって様々な議論を集約し、源平デー担当の委員の人たちと調整しながら計画的に準備を進めていくことの難しさを痛感したようです。
もう一つの企画である「ホームページ」のリニューアルでは、多くの人に石あかりロードをより楽しんでもらおうと、全体的にスマートフォン対応にするとともに、源平デーの設定に合わせて源平合戦をアップしました。こちらは女性陣が中心になって委員の人たちと何度も会合を重ね、親しみやすい形にすることができました。写真はその一部です。

私たちの活動のメインであった8月29日の源平デーは、あいにくと雨でしたが、今年も石あかりロードのボランティア活動を無事に終えることができました。今年は源平デーの企画・実行があり、例年以上に学生の動きが良かったように思えます。参加した学生は、この活動を通じて得たものを、是非ともこれからの学生生活に活かして欲しいと願っています。(末包 昭彦)