お知らせ
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保育学科の就活支援(2年間の取り組み)

今回は保育学科の就職活動の流れを紹介します。

保育学科では、保育施設への就職を中心としながら、就職支援活動を行います。学生生活がスタートした時点で、2年間の就職活動のおおまかな説明を受け、基本的にはそれに沿って授業や研究室活動を活用しながら、少しずつ保育者になるための心構えや具体的な行動を身に付けるための様々な取り組みが行われます。

まず1年生の6月には、卒業生懇談会が行われます。卒業後数年の先輩から、保育施設の様子や学生時代にしておくべきこと等の話を聞きます。今年度の卒業生懇談会の様子は記事にしているのでこちらもぜひご確認ください。(https://www.takamatsu-u.ac.jp/hoiku/index.php/2021/06/18/post-540/

夏休み前には、これからの保育ボランティア・アルバイトの進め方について説明を受けます。保育学科では特に長期休暇を利用した保育ボランティアを推奨しています。しかし、ほとんどの学生にとっては初めての体験になります。事前に保育ボランティアの心構えや、依頼するための電話のかけ方、服装などの身だしなみなどを学ぶ機会を設けています。

1年生後期は、1月末から始まる保育実習に向けて、本格的に準備を進めていきます。12月になると現場の先生方から保育施設での勤務の実態や保育者としての心構えなどを伺う機会も設けているので、学生たちも実習が差し迫っていることを実感していきます。

年明けから2年生の年度初めにかけては、就職支援窓口となるキャリア支援課から、今後の就活の進め方や様々な手続きについて説明を受けます。そして、最初の実習を無事に終え、いよいよ各々が本格的に就職活動を行うことになります。

保育施設(私立園)の就職試験は毎年7月頃から実施されます。このため、6月から7月初めにかけて、履歴書の書き方や面接練習等、就職試験に向けての実践的な指導があります。また、2年生の6月にも2回目の卒業生懇談会があり、そこでは就活が目前ということで、卒業生や現場の経験豊かな先生方との懇談会の機会をもち、就職に向けてのより具体的なアドバイスを受けられます。

保育学科としての就活支援の流れは以上のようになります。しかし、就職活動というのは各園によって時期や試験内容が異なります。そのため、各研究室の先生が一番身近な相談窓口になります。就職先の選択相談をしたり、履歴書の書き方指導、個別の面接練習など、随時相談や指導を行っています。