塩江でのゼミ活動

先日、3年生のゼミ生と共に塩江町へ行ってきました。訪問の目的は、大きく分けて二つありました。
一つは、塩江町に新しく作られる観光用のサイクリングロードで実際に試乗して、その感想を主催する観光関係の方にお伝えすること。いわゆる「モニター調査」というものでした。もう一つは、塩江地域の地元住民の方々と観光資源について意見交換をすることでした。
当日は凍えるほどの寒さでしたが、実際の試乗が始まりますとすぐに体も温まり、一部の学生さんは汗をかくほどでした。集合場所の近くには「行基の湯」という温泉施設があり、試乗後、そこの足湯で足だけきれいにしていきました(笑)。
塩江町は高齢化が進む「中山間地域」として位置付けられますが、県内外、あるいは春秋航空の就航に伴う中国人の観光客等も含めて多くの方々に足を運んでもらえるよう様々な取組みが行われています。高松市街地との近さが塩江町の魅力の一つですが、それゆえに「田舎」の要素が弱い(とことん田舎の方が都会から人が集まる傾向があるそうです)、といった点が情報交換の場では聞かれました。(行本 勢基)