日食、見ましたか?

5月21日は朝7時過ぎに起きました。空を見上げると、厚い雲が。あぁ、これでは拝めねーな~、もちろん、日食のことです。で、歯を磨いて、朝コーヒーをいつもの通り飲んでいたわけですが、なんと7時半過ぎ、急に薄日が差してきました!
えぇっ、そんなぁ、この前(2009年7月22日)の皆既日食と同じパターンかよ!そこで、慌てて機材をセッティングし始めました。日食観測フィルターの埃を払い、デジカメの電源を入れ、カメラ固定台を自宅のデッキテラスの手すりにセットし、あっというまに準備完了です。
その後の10分間、雲の合間からカオを覗かせる太陽を動画と静止画で連続して撮っていきましたが、待てども待てども、完全な「金環」のカタチにはならず。そのうちに月の位置が下降してカタチが崩れてきてしまいました。もしかして、雲の間からカオを覗かせる前に金環のカタチになってしまっていたのでしょうかね?写真は7時35分時点のものです。
検索すると、高松市では7時28分に「最大食」になりますが、完全な金環にはならず「部分食」なんだとか。う~ん、ま、ふだんから「雲の上」のことには興味がなく、「ニワカ」なヒトのやることなど、この程度が関の山ですね、6月6日の「金星の太陽面通過」では、手持ちのフィルターでは明るすぎてマトモに金星を捉えられませんでした(ウィリアムズ先生の本格的機材で無事見られました、感謝!)。みなさんは、このような気象(稀少?)イベントの時、どうしていますか?( 正岡 利朗 )