着任のあいさつ

高校卒業後、40数年ぶりで郷里に帰ってきました。仕事の関係上、東京を中心に、北は北海道から南は九州まで全国を転々としました。
北海道には三度も赴任し、通算7年間住みましたが、四国で勤務する機会はありませんでした。
転勤先では、多くの人に出会い、その地の自然や文化に触れ、雪国ではスキーに興ずることも出来ました。
まさに転勤族ならではの恩恵を受けましたが、その一方で、平成の時代とともに、家族を高松に残しての単身生活が始まりました。
気が付くと単身生活は23年にもなっていました。性格的には、赴任先に早くなじむことができたのですが、高校まで住んでいた郷里は格別でした。
故郷は、私を温かく迎えてくれました。
帰郷前の8年間は、業種も規模も異なる企業、百数十社が会員の公益法人で働いていました。
このような経験もあり、大学では、商業業態論、販売管理論、キャリア開発演習、インターンシップなどを担当しています。
授業に関連し、流通業界唯一の公的資格である販売士取得をめざして、ゼミの学生を中心にサークル(販売士研究会(仮称))を立ち上げる準備もして います。
また、学生支援部次長(キャリア支援担当)として、就職活動も支援しています。キャリア支援課の一角に席があります。気軽に相談に来てください。 (末包 昭彦)