心理学研究室


研究室紹介
心理学研究室
研究室活動について
 私たちの研究室の一大イベントはやはり毎年開催されるさぬきこどもの国での「はぐくみ×カレッジ」に参加することです。親子で一緒に楽しめる遊びを2年生が中心に企画し、1年生も一緒になって練習を重ね、当日思いっきり親子の皆様と楽しみます。
 地域の子育て支援に貢献できる喜びやさぬきこどもの国のスタッフの皆様との交流で学べることもたくさんあります。広い意味で「保育の心を育てる」ことができる心理学研究室です。


担当教員紹介
中村 多見 教授 Nakamura Tami

專門分野:心理学

主な担当科目:子ども家庭支援の心理学、子どもの発達と教育の心理学 ほか

教育理念
:保育者になるにあたって必要とされるものは多々ありますが、その中でも私が強調したいのは、「子どもを見る目・親を見る目・自分を見る目」を養ってほしいということです。この世の中にはたくさんの人がいますが、誰ひとりとして同じ人はいません。さまざまな人がさまざまな考え方、感じ方、行動をします。中には、自分の想像をはるかに超えるような出来事に遭遇するかもしれません。そんな時、「分からない」の一言でその出来事を片付けてほしくないのです。結果的に分からなくても、「分かろう」と努力してほしいのです。そうすることで、ひとつの出来事もいろいろな方面から考えられるようになると思います。
 保育という仕事は、人が人を育む仕事です。だからこそ、子どもや親を見つめ、自分なりの意見をもってほしい。また、主体となる自分自身についてもたくさん理解してほしいと思います。

受験生へのメッセージ

 「子どもが好きで、子どもと一緒に笑ったり泣いたり遊べたらいいな」…そういう気持ちを大切にしてほしいと思います。実際、保育者になるためにはかなりの知識と技術と人間性が必要とされます。それを、2年間という本当に短い期間で、ある程度身に付けなければなりません。かなり身体的にも精神的にもハードな2年間だと思います。けれど、「保育者になりたい」という皆さんの思いが本物ならば、きっと…必ず乗り越えられると思います。辛く感じたとき、教員や先輩たちがあなたを支え励ましてくれるでしょう。そして、自力で困難を乗り越えたとき、必ずや何物にも代えがたい充実感や生きる喜びがそこにあると思います。その苦労や喜びは、あなたの誇りや自信となり、子どもたちにとっての安心と信頼になるはずです。