お知らせ
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オープンキャンパス(8月19日)「保育者になるためのワクワク体験 -コマを作ろう!-」

 今回のオープンキャンパスは、授業体験として、コマづくりをしました。
 担当は、学科教員・佐々木です。これまで幼稚園・こども園などの保育現場で長く働いてきて、その経験を授業や研究室活動などを通して学生に伝えています。保育学科の授業で大事にしていることは、「理論」と「実践」の、どちらの力も培っていくこと。
 授業体験の前半部分では、「理論」の実際として、計画を立てていくことや教材研究をすることについての講義を行いました。ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、保育施設で行っている遊びには、0歳の段階から「学び」の意味があるんですね。ただ遊んでいるわけではなくて、保育者はその中での子どもの育ちをしっかりと考え、じっくりと関わっていたりもするものなんです。
 そして、実践として、ビュンビュンゴマを作りました。
 コマづくりの遊びでも、保育の進め方には様々な方法があります。今回は、絵本を読んで、お話の内容から…という方法や、これまでに遊んできた様々なタイプのコマについて話をしながら…という方法を紹介しながら、いざ、コマの製作!

 作業は、コマの台紙に模様を描き、紐を通して完成。後はひもをねじり、引っ張っては緩める…ということを繰り返していると、ビューン、ビューンと、コマが音を立てて回り始めます。
 なかなかにコツのいるもので、音が出るまで回せた人は少なかったのですが、持ち帰って練習をした人の中には、回せるようになった人もいるかな…と期待しているところです。

 遊びの楽しさを伝えていくのも保育者の仕事、子どもたちのやりたい気持ちを引き出し、支えていくのも保育者の仕事。子どもとともに活動することの楽しさと、その中での保育者の役割を、授業体験の中で感じていただけたら‥と思う一日でした。