お知らせ
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「2023保育体験ツアー」が始まりました!

8月10日(木)に今年度1回目の「保育者をめざす高校生のための保育体験ツアー」を開催することができました。心配していた台風の影響も少なく、晴天に恵まれ、高校生3名と学生スタッフ3名でのスタートです。

全員が集合した後、学生スタッフ3名から自己紹介をしました。まずは、名前や研究室、趣味・特技の紹介です。その後で、高校生と一緒に「大きくなったらなんになる」の手遊びをすることで、少し緊張も和らいで笑顔も・・・。高校生3名からも、名前や学年、趣味・特技の紹介をしました。

緊張が和らいだところで、有馬先生から高松東幼稚園の教育・保育や子どもたちの生活の様子、保育の楽しさを聞いた後、いよいよ保育体験に出発です。学生スタッフが大学の構内を紹介しながら、保育体験をさせていただく隣の高松東幼稚園まで行きました。

1歳児(みかん組)・2歳児(りんご組)では、水遊びをしました。ジョウロの中に水を入れて友達や先生とかけあったり、クジラや魚のおもちゃを浮かべたりして遊んでいました。

最初はお互いに緊張している様子も見られましたが、時間の経過に伴い、高校生と子どもたちもすぐに打ち解けているようでした。遊び終わった後、子どもたちは「自分で着替えられる!」と言って着替え、その様子を見守りました。子どもたちと高校生がキラキラした笑顔で元気いっぱい遊んでいる様子が印象的でした。水遊びをする前に、子どもたちと先生とで体操をしていました。1曲だけでなく3曲!!先生方が子どもたちの楽しい雰囲気を大切にしていることがよく分かりました。子どもたちの嬉しそうな笑顔に「みんな楽しくできたね」との声かけも・・・!

高校生は、子どもの目線に合わせて関わりながら、一人ひとりに笑顔で接していました。

3歳児(梅組)では、子どもたちと自由遊びをした後、朝の集まりをしている姿を見守りました。出席確認をした後、汚れてもいい服に着替えて、絵の具遊びをしました。ワクワクしている子どもたちと2階に上がり、大きな紙の上に好きなクレパスで思い思いの絵を描きました。クレパスの上に絵の具(黄色・紫色・緑色・青色・ピンク色)をまき、子どもたちは手で広げて浮かんできた模様に、笑顔を見せていました。高校生も一緒に絵の具遊びを楽しみながら、子どもたちとの会話を通して交流活動を楽しんでいました。

絵の具遊びの後は、そのまま砂場に行き砂遊びを楽しみました。裸足で砂の上に立ち、スコップで掘ったり、型抜きをしたり、水を使ったり・・・この時期ならではの遊びを楽しんでいる姿が印象的でした。先生方がホースを使ってシャワーのように水まきをすると、子どもたちも歓声を上げながらシャワーを楽しんでいました。子どもたちが「これ使ったよ。見て!」と言うと、高校生は、子どもたちの言葉かけに笑顔で対応していました。手洗いの時も隣で手洗いをすることで、子どもたちも洗い方が分かったり、コミュニケーションも増えたりしていました。砂場遊び後は、シャワーを浴び身体を綺麗にしてから保育室に戻り、高校生も着替えの手伝いをしました。

保育体験を終えた後の振り返りの時間に、高校生から「子どもたちが水遊びに誘ってくれて嬉しかった。」「読み聞かせをしている先生方の姿から、その場の雰囲気や読み聞かせ方を学べてよかった。」「ピアノを弾くなど子どもたちが集まる時の工夫を感じた。」「今日の様子を見て、ピアノの技術を高めたいと思った。」等の感想を聞くことが出来ました。短い時間でしたが、今日の保育体験を通して、“保育者になりたいという思いがより強くなった”という言葉が印象的でした。

午後からのピアノの実技体験では、柴田先生が初めての人にも楽しめる楽譜を用意してくださって、まずは、「おつかいアリさん」の曲で絵描き歌をしました。歌いながらすることで、その曲のイメージが膨らみました。その後は、「トマト」の簡単な楽譜を使ってピアノを弾きました。

ゆっくりゆっくり弾きながら、少しずつピアノに触れる楽しさを体験できたようです。

今年度、第1回目の保育体験ツアーの参加してくださった高校生の皆さん、ありがとうございました。皆さんの楽しそうな笑顔が、とても印象的でした。ぜひ、保育者をめざしてくださいね!

★今年度は、学生スタッフが高校生のサポート及び一日取材をしています。保育者をめざす先輩として大活躍してくれました。お疲れさまでした!