2022年4月、高松市大工町にオープンした讃岐おもちゃ美術館に美術研究室の学生13人が、子どもたちと保護者がどのように遊ばれているのか、スタッフの方々の活動方法、また当館で今年の秋・冬に開催するワークショップの下見も兼ねて見学しました。
ほとんどの学生が、木のぬくもりが感じられ、木の匂いに包まれたこの美術館に初めて入館するということで、どんなおもちゃがあるのかドキドキワクワクという感じでした。館内には、5000点ものおもちゃが展示されているということです。
まずは、ご挨拶。
美術館職員の石原さんから詳しい説明を受けながら館内を案内していただきました。
樹齢58年のヒノキのシンボルツリー、その奥には讃岐が誇る音の鳴る石・サヌカイトの自動演奏で心地よい響きが流れていました。
讃岐富士をイメージした木のオブジェもありました。
平日の夕方ではありましたが、何組もの親子がいろいろなおもちゃで楽しそうに遊んでいました。
館内中心部には、37本のいろいろな樹種が立っています。よ~く見るとそれぞれの木に穴が。その穴の中におもちゃの虫が潜んでいました。それを磁石が付いた棒で引っ張り出して取るという遊び方を教わりました。
館内には、おもちゃだけでなく、香川県の伝統工芸である漆器や高松張り子等の作品もたくさん展示されています。
盆栽コーナーにある盆栽のオブジェには、葉っぱに見立てた球体がいっぱい。それも讃岐の伝統工芸である讃岐かがり手まりで作られていました。
最後に中橋館長もいらっしゃいまして、ご挨拶をさせていただきました!
美術研究室メンバーの中には、これから探究活動で「木のおもちゃ」を作ろうとしている学生もいます。良いアイデアが生まれるといいですね!