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授業内容

卒業生懇談会:先輩たちが語る「就職活動と現在の仕事」

保育学科では、6月11日㊐に卒業生懇談会を開催しました。

毎年恒例となっている卒業生懇談会は、保育学科を卒業して現役保育者として働く卒業生から直接話を聞くことができる貴重な機会です。第一部の全体会、第二部の分科会を合わせて3時間の授業です。

第一部は、初任クラスの先輩保育者4名から、学生時代の過ごし方、就職活動、保育者として働いている現在の様子などをお聞きしました。保育学科を卒業してまだ1・2年とはいえ、勤務園の説明や子どもの様子、保育者の役割、学生時代に大切にしてほしいこと等、具体的かつ分かりやすく語っていただきました。そして、子どもたち、保護者の方、同僚との信頼関係を築くためにも、やはり保育者・社会人としての基本である挨拶、笑顔、ありがとう、報・連・相が大切であることを学びました。「高松短期大学保育学科で学んで保育者になる」という将来の自分の姿を思い描くことができました。

第二部では、1年生と2年生が別のメニューで行われました。1年生は中堅クラスの先輩保育者2名から、経験豊かな保育の様子や子どもとの接し方・保護者に対する支援について熱く語っていただきました。すごい先輩方に圧倒されながらも、心強く思い、憧れを抱いたことでしょう。

一方、2年生の第二部は、初任クラスの先輩保育者が8部屋に分かれて待機していただき、学生6人程のグループで部屋を周り、3タームでそれぞれ3人の先輩方からお話を聞くという形式で行われました。第一部では聞けなかったより具体的な日頃の保育現場での活動やこれから本格的になる就職活動について、学生からの質問に対して先輩に答えてもらうという質問形式で進められました。

園を決めた経緯とか就職活動をスムーズに進めていくためにはどのようにすればよいかについて、より具体的な経験談をお聞きしました。自分たちの疑問や不安に対して、いずれの先輩方も共感的に対応して回答・説明してくれました。「命を預かる保育現場の毎日は大変だけど、子どもは可愛くて、昨日できなかったことが今日できたという子どもの成長を見て、肌で感じることができます。それがやりがいです!」という言葉もありました。「志望園に就職できるよう今後の就職活動をがんばろう」と思えるような大きな励ましになりました。

卒業生懇談会に参加してくださった卒業生の皆様、貴重なお休みにもかかわらず、私たち保育学科生のためにお越しいただき、誠にありがとうございました。