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【後期の研究授業】保育・教職実践演習-社会性と対人関係能力

こんにちは、中村です。私は、先日12/5(月)に研究授業を行いました。研究授業とは、本学教員の授業力向上のための取組で、教員同士の授業参観のようなものです。ただし、参観する/参観してもらうだけで済ませるのではなく、授業後の検討会で意見交換し、これからの授業の改善や学生指導の在り方を考え合うためにも役立てます。

後期は、保育学科2年生の「保育・教職実践演習」で「社会性と対人関係能力」をテーマに研究授業を行いました。2年生にとっては残りわずかな学校生活…目前に控えた卒業や就職に向けて、最終確認・総まとめの時期に入っています。一日一日を丁寧に、かけがえの仲間と共に、夢実現・目標達成に向けてかんばってきた一歩一歩を確認し合いながら、その先をしっかり見据えて、さらなる成長のために明るい一歩を踏み出してくれることを願って、授業をさせていただきました。

グループワークやロールプレイを用いながら、社会性や対人関係能力について確認します。自分の意見を言う、仲間の意見を聞く、いろんな立場から想像してみる、折り合いをつけてみる、でもそれが最善か問いただしてみる…結構大変だったと思います。一生懸命、結論(意見のまとめ)を出そうとがんばってくれました。しかし、現実はそう簡単に結論が出るわけでも、意見がまとまってみんなが納得するわけでもありません。ましてや、その後がうまくいくとも限りません。実際は葛藤と試行錯誤の連続です。そういうもどかしい状態にたたずむ苦しさやしんどさに耐え、諦めずに、期待を込めて取り組み/関わり続けることができるようになってほしいと思っています。

保育学科2年生の皆さん、参観していただいた先生方、ありがとうございました。今後もどうぞよろしくお願いいたします。