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授業内容

「保育職基礎演習Ⅱ」 思考力と表現力

こんにちは、中村です。

1年生後期授業「保育職基礎演習Ⅱ」の3回連続講座で、私は「思考力と表現力」を担当しています。毎年いろんな教材を活用しながら取り組んでいますが、今年は「詩の朗読」にチャレンジしてみました!

学生たちはおそらく「なんで詩?」と思ったことでしょう。私も初めは…「絵本の方がいいかなぁ🤔」と悩みました。しかし、詩は短い分、一つひとつの言葉や文字の姿かたち、リズムや間をつくるその配置に至るまでとてもよく考えられた文学作品です。良い言葉のいちばん良い組み合わせ(コールリッジの言葉)と言われる凝縮された感情表現である詩に出会い、詩に込められた意味(メッセージ)を読み取ろうと思考し、想像力を膨らませながら他者の心情や自然の情景を思い浮かべ、自分なりの表現で朗読すること(心を込めて読むこと)に取り組んでみました。

今回は、前半クラスの7名の様子をご紹介します。

グループに分かれて詩の解釈をしているところ
朗読の録音中(一人ひとり個室で…)
みんなの朗読を聞いた後のグループワーク

詩の朗読を録音して、みんなで一緒に聞いた後に、自分の声を聞いたみんなの印象を聞いて回りました。よく知っている自分の声ですが、録音したものを改めて聞いてみたり、仲間にその印象を聞いてみたりすることってあまりないと思います。実際、このグループワークを通して、自分の声やその印象、話し方や読み方への気づきが多かったようです。感想文には、これからの子どもたちとの関わりをより良いものにしようと、聞き手を意識した「もっと〇〇しよう」があふれていました。みんなの子どもたちを思う気持ちが丸ごと伝わりますように🌟

それでは、後半クラスの様子はまた改めて。。。