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キャンパスライフ

「子どもと環境」「オリーブリース」編

2年生前期の「子どもと環境」の授業の中で、野菜を植える準備をした4月下旬頃のことです。
野菜の成長の様子がよく見えて、水やりなどの世話もしやすいようにと考え、プランターは2号館南側の通路の端に並べて置きました。ところが、プランターのすぐ上には、ちょうど勢いよく繁っているオリーブの枝が…。
そこで、下の方の枝を思い切りよくカットしました。カットした枝は、ごみではなく立派な保育材料です。とりあえず、みんなで丸めてリースを作りました。平和の象徴といわれるオリーブで作ったリースは、ちょっとおしゃれな感じ。丸めた枝をお菓子の包装用に使っていたリボンなどを再利用して結び留めたので、色とりどりの仕上がりになりました。

 出来たものは、家に持ち帰ったり、自分のロッカーに飾ったり、研究室の先生にプレゼントした学生もいて、先生の部屋が一段と素敵になっていました。

 このリース、オリーブの葉が枯れたら取り除いて飾り付けをすると、クリスマスのリースに変身させたりもできます!!

葉を取り除いたところです。
試しに飾り付けてみました。

 オリーブのリースを手にした学生たちのにこやかな表情をみながら、棒や小石、葉っぱ一枚拾っても、そこから遊びが広がる子どもたちのこころもちが感じられたら、と思いました。
 その一つの例として、保育現場などで子どもたちが葉っぱや石を集めて遊んだ時の作品を紹介しますね。

葉っぱを並べていきました。小さな花が乗っています。
海辺で作った砂山に、石の飾り付け。