お知らせ
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保育体験ツアーを実施しました(実施報告⑤)

7月30日(土)に5回目の保育体験ツアーを実施しました。朝から太陽が降り注ぐ良いお天気の中で行うことができました。気温も高いので、こまめな水分補給や日焼け防止等、熱中症対策もお願いしました。

※高校生4名と学生スタッフ3名は抗原検査を実施の上で参加しました。

まずは事前レクチャーです。最初に今日の保育体験ツアーに参加する全員で自己紹介をしました。この時はまだまだ緊張した様子の高校生もいますが、有馬先生から「自分たちも楽しみながら子どもたちとしっかりふれ合って欲しい」という言葉をもらい、これからの保育体験に向かいました。

以上児クラスでは、朝の集まりで今日一日過ごすお友達の名前とお顔を確認します。異年齢クラスになる土曜保育ならではの一日の始まりです。そして、園庭に駆け出す子どもたち…暑さのせいもあり、今日は砂場が人気でした。日陰があるのと、掘るとひんやりしめった砂が気持ちよいこと、時折、担当の先生が水をまいてくれるので、泥水と泥団子でたくさん遊びました。もちろん、片付けも先生と一緒に最後までがんばります。それから、今回興味深かったのが、セミの死骸をじーっくり観察する子どもたちの姿です。大人になると気持ち悪いと遠ざけてしまうものも、子どもたちにとっては大切な出会いであり、いろんなことを感じ、学ぶ経験になっているようです。私たちもその姿を見習いたいなと思いました。

未満児クラスの様子です。朝の集まりの時は、初めて見る高校生のお姉さん先生に緊張して先生から離れない子どももいました。しかし、その後の水遊びや自由遊びをする内に打ち解けていき保育体験を終えて帰る時に、子どもたちは何度もバイバイと手を振ってくれました。保育体験は2時間程ですが、その短い時間の中でも一緒に過ごす中で信頼関係を結ぶことができました。

振り返りの時間です。高校生の皆さんは保育体験を楽しんだだけでなく、先生方の動きや言葉かけなどをよく観ていました。初めての保育体験で戸惑うこと・分からないことがあったと話していた高校生もいましたが、周りの先生の対応の仕方を見て学んでいました。遊びとは、準備から片付け、その合間の声かけや見守り・手助けなど、いろんな要素や意図が詰まっていることを知りました。そうした経験の積み重ねが保育者としてのスキルアップに繋がっていきます。

高校生の皆さんご参加ありがとうございました!