お知らせ
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保育体験ツアーを実施しました!(実施報告④)

7月16日(土)に4回目の「保育者をめざす高校生のための保育体験ツアー」が開催されました。前回に引き続き、心配な空模様はどこへやら、いつの間にか雨はあがり、良いお天気の中で保育体験ツアーをスタートさせることができました。ムシ暑いので、こまめな水分補給や日焼け防止等、熱中症対策もお願いしました。

※高校生4名と学生スタッフ2名は抗原検査を実施の上で参加しました。

事前レクチャーまでの時間が少しあったので、学生スタッフと一緒に普段保育学科生が使用している2号館を散策しました。研究室前にはちょうど2年生が製作した名前絵本があったので高校生たちは興味津々で手に取っていました。かわいくて工夫を凝らした名前絵本を読むと、知らない先輩なのに親近感が湧きます。きっと子どもたちにも同じ効果があるんでしょうね。

その後、事前レクチャーを受けて高松東幼稚園まで移動している最中に発見です。夏になると構内はセミの大合唱が響き渡ります。この日も耳が痛いくらいの鳴き声で、中庭を横切ろうとしていると…有馬先生が「あっ!」と指差した先にあったのは?大きなクスノキの築山に張ったロープにセミの抜け殻がたくさん付いていました。既にセミを捕まえていた森本先生は大喜び!それにつられるように、みんなでセミを触ったり、抜け殻を取ったり…子どもたちへのプレゼントができました♪本学は自然の多い立地なので季節によっては鳥やタヌキがいることもあります。

3・4・5歳児は園庭で外遊びをしました。今日は虫かごと網を持ってセミ取りをしていました。高校生や先生に協力してもらいながらセミを探して捕まえます。捕まえると園庭に完成が響き渡っていました。捕まえたセミは虫かごの中に入れてじっくりと観察して自然の不思議に触れていました。

1・2歳児は朝の集まりの後、砂場遊びや水遊びをしました。アンケートでは発達の個人差が大きくて大変だったと書いていた高校生もいましたが、子ども一人ひとりの表情や言葉にならない声(まだお話できない子も多いです)をよく観て、考えて子どもと遊んでいました。

最後の振り返りでは今日の活動の楽しかったことや難しかったこと、不思議だと思ったことを全員で話していきました。特に子どもの不思議だと思った話ではおとなにも思いつかない子どもの言葉や行動に自然と笑顔があふれていました。森本先生からは、実際に自分が経験することで養われる「非認知能力」についてのお話があり、日々の保育の中での遊びや生活を通して、子どもの意欲や主体性、創造力やコミュニケーション能力を育てることの大切さを知ることができました。

高校生の皆さんご参加ありがとうございました!