本学では、毎年2回の研究授業が行われます。研究授業とは、授業の質の向上を目的に行われ、すべての教員に公開される授業です。研究授業の後には検討会が行われ、参加教員との意見交換や助言、指導により、教科指導の反省と改善につなげます。
今期は6月13日(月)2限、保育学科1年生Bクラス「保育内容−造形表現」で研究授業が行われました。担当教員は、保育学科の岡谷先生です。
今回の題材は、大学祭「ほいくのくに」の階段装飾です。ケント紙に「ほいくのくに」の文字を切り抜き、その後ろからモダンテクニックの作品を切り貼りします。これまでに学生は、モダンテクニックの作品として、スクラッチ、ストリングス、マーブリングなど10点を製作しています。この作品を短冊状に切り、様々な組み合わせから納得のいく表現を見つけ出して裏から貼り込みます。文字が完成すると、次に余白の部分に自分が好きな絵本からキャラクターを選び、トーナルカラーや折り紙で作り、構成していきます。


完成した学生作品は、11月開催予定の大学祭「ほいくのくに」で階段に飾り付けられます。一枚一枚に込められた学生のこだわりをぜひ楽しみにしていてください。