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キャンパスライフ

授業でスクラッチを製作しました。

 4月25日(月)「保育内容−造形表現」の授業では、1年生がモダンテクニックの一つであるスクラッチを製作しました。
 スクラッチ(Scratch)は、英語で「ひっかき傷」を意味します。クレパスまたはクレヨンを塗り重ねて二層にし、上の二層目を削り取って下の一層目の色を表す技法です。皆さんも幼い頃に経験された方が多いと思います。一層目に塗った鮮やかな色に黒を塗り重ねることは驚きですが、塗った黒をひっかいた時に下から偶然に現れる色が、さらに驚きと線への興味を引き起こすのです。塗り込めるという行為は、幼児の手の訓練にもなります。
 出来上がった作品は、コラージュに用いて、さらに発展的な作品になります。

一層目を塗り終えると、直ぐに黒色で全面に塗っていきます。
さらに、鉄筆や釘などで二層目を削っていきます。
春の花パンジーを表しました。完成したらクレパスが、手につかないように木工用ボンドを水で溶かして表面に塗りコーティングをしました。