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キャンパスライフ

授業でマーブリングを製作しました。

 1年生が、「保育内容−造形表現」の授業でモダンテクニックの一つであるマーブリングを製作しました。
 マーブリングは墨流しの技法で、日本では墨汁などを使い昔から行われています。水に浮かべた絵の具(墨)を写し取る技法です。バットに、墨や絵の具等を垂らし、軽くかき混ぜ、紙に水面に浮かんでいる模様を写し取ります。すると手で描いてできない模様をつくることができます。大理石(マーブル)のような模様ができるところから、その名がつきました。
 マーブリングは保育の現場でもよく用いられるテクニックです。水に色とりどりの絵の具をたらすだけでできる不思議な模様に、子どもたちも目を輝かせます。

絵の具を垂らし、竹串で少し模様を作ります。注意する点は、絵の具が水面に浮かぶように垂らすことです。バットの底に沈むと写すことは、できません。


赤色の上に、緑色の絵の具を水面に垂らし、竹串で思うように模様を作ります。
画用紙の表面を、そろりと水面におきます。上から数秒間少し押さえます。
バットから引き上げたら、きれいに写っていました。これを乾燥させ、これから製作する他のモダンテクニックの作品と併用して、コラージュの作品にします。