お知らせ
授業内容

保育・教職実践演習の実地調査

昨年12月に、2年生は保育・教職実践演習の授業で幼稚園、こども園、保育園に赴き、実地調査を行いました。保育・教職実践演習は2年生の保育者としての総まとめの授業で、実地調査は実習生としての最後の現場実習となります。

実地調査の目的は、最後の実習から約3ヶ月が経ち、実習の時には気づかなかった保育者の援助や子どもの姿を見つけ、保育者としての一層の自覚を持つことです。

始まるまでは、久しぶりの現場に緊張や、子どもたちが覚えてくれているかという不安があり落ち着かない様子でした。しかし、いざ始まると、学生たちは朝の準備を積極的に行い、登園してきた子どもと遊びはじめ、その動きは自然でした。緊張や不安を感じさせない笑顔で子どもたちとの活動を楽しんでいました。

開始式も各園で行ってくださり、学生のこれまでの学びの中での疑問(特に保育現場の先生に聞きたいこと)を先生方に伺う時間もありました。

実地調査を終えて、学生たちからは「子どもたちが覚えてくれていて、うれしかった」「初めて会ったときよりも3歳児の言葉が発達していた。理由も加えて話してくれ、成長を感じた」「5歳児が子ども同士で話し合って遊んでいた。前よりも友達の意見を取り入れる場面が多かった」「先生の援助も変わっていた。子どもの成長とともに変わっていくことを直接見られた」という感想が聞こえてきました。最後に会った時から約3ヶ月、おとなであればあっという間の期間ですが、子どもが成長するには十分な時間です。成長した子どもの姿をたくさん観ることができたようです。

いよいよ4月からは「先生」として子どもたちの前に立ちます。楽しいことも大変なことも沢山あると思いますが、精一杯頑張ってくださいね!