11月から12月にかけて、2年生が保育・教職実践演習の授業内で模擬保育をしました。
今回は1グループ7人程度で分かれて、1コマの授業の中で約30分の模擬保育（研究保育）を行い、残り時間で反省会を行います。自分が先生役をしない回は子ども役となり、仲間の模擬保育に参加します。
先生役の学生は事前に対象年齢や何月を想定した活動か、活動前後の子どもの姿、ねらい、配慮や留意点などを考えて指導案や準備物の用意を行います。
反省会では先生役の学生から活動の説明や反省を聞いた後、子ども役として参加した学生からの感想・質問などを聞き、その後グループ担当の教員からの感想・指導があります。
学生たちにとって自分で保育を考え、実践して、周囲の人から感想を貰える模擬保育は貴重な経験になります。自分だけでは気づけなかった指導方法や声かけの仕方などを学ぶことができます。そうした一つ一つの学びの積み重ねが保育者のスキルアップにつながります。
2年生はもうすぐ卒業、春からは保育者としての新しい生活を歩み始めます。残り少ない学生生活の中でも様々なことに挑戦すると思います。そうして日々努力を続ける学生さんを応援していきたいと思います。