保育学科は、毎年大学祭で「ほいくのくに」を開催してきました。地域の親子を招いて行われているイベントで、毎年大好評をいただいています。研究室ごとに子どもたちが喜ぶ遊びやおもちゃを準備し、親子一緒に遊ぶことができる空間と時間を提供しています。学生にとっても、子どもたちと触れ合うことができる学びの場にもなっています。
しかし、残念ながら昨年に続き今年も新型コロナウイルス感染症の感染防止対策のために、子どもたちと対面での触れ合いができなくなりました。
そこで、保育学科としてコロナ禍の子どもたちを励ますために、Web上で動画配信することになりました。今年の「ほいくのくに」のテーマは、「しゅっぱーつ!こども探検隊」です。このテーマに沿って、現在、保育学科にある8つの研究室が、親子が一緒に見て楽しめる内容を考え、小道具を製作したり、演技の練習をしたりしています。その内容は、子どもたちの発達と成長に応じた人形劇、アニメーション、ミュージックビデオなどで、「年長」「年中」「年少」の3部制で構成されています。子どもたちに「明るさ」と「楽しさ」、「元気」を届けたいと思います。出来上がりを楽しみにしていて下さい。保育学科「Webほいくのくに」動画作品は11月末に公開です!
それでは、現在の「Webほいくのくに」の動画を撮影する様子を一部見てみましょう。しゅっぱーつ!
【美術研究室:年中対象の動画撮影の様子】


美術研究室の学生が、年中児さんを対象にしたアニメーションを製作しています。1枚1枚丹念に静止画を撮っていき、1秒あたり20コマの静止画を動画に編集していきます。気が遠くなる地道な作業の連続です。どんなアニメーションができるかお楽しみに♪
【教育学研究室:年中対象の動画撮影の様子】


次は、教育学研究室が年中児さんを対象に人形を製作し演じます。左の写真は、お話に登場する人物を手袋で作りました。右は、実験動画の撮影準備中の写真です。実験いったい何が始まるのでしょう。☆ワクワクドキドキ☆
【心理学研究室:年長対象の動画撮影の様子】

心理学研究室は年長児を対象にした動画を作成しています。年長児さんが小学校を探検して、春からの小学校生活に期待を持てるようにすることがねらいです。先生との出会いや授業体験など、わかりやすくて楽しくする工夫を考えながら撮影しています。
これからも、他の研究室の動画撮影の様子も、随時お伝えしていきます。