お知らせ
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高校生から保育者をめざして頑張れること

保育者をめざす高校生の皆さん、夏休みをどうお過ごしですか?受験勉強や課題も大変だと思いますし、今は遊びや旅行などにも制限があり不自由なこともあると思います。

今回は「高校生でも保育者をめざして頑張れること」をお伝えします。家で過ごす時間が増える夏休みだからこそ、進路や将来について考える時間もあると思います。その中で保育について何か勉強してみたいと思う時に挑戦できることをまとめてみました。

この内容は以前保育学科で作成した「保育者をめざす高校生のための保育体験ツアー 保育学科について分かるガイドブック」を、あらためて保育学科公式サイトに掲載するにあたり、夏休み中の高校生の皆さんに注目してほしいところをピックアップしたものになります。専門的な知識を必要とせず気軽に試せるものをまとめたのでぜひチャレンジしてみてください!

1.保育者や保育について知る

「保育学科に入学後、保育職や保育学科の授業内容について驚き、ギャップを感じた」という学生は少なからずいます。本格的な勉強は入学後に始まりますが、その前の予習の気持ちで「保育者ってどういう仕事をするのかな?」「保育者になるためにはどんなことを勉強するのかな?」と調べてみてください。イメージとは違う部分や新しい発見などがあるかもしれません。

保育者について調べる時にぜひ気をつけてほしいポイントがあります。

特にネットで保育職について調べると「保育士不足が深刻になるほど大変な仕事」「給料が安い」…といったマイナスなイメージが出てきます。そうした部分があることは事実ですが、保育職のいいところはたくさんあります。色々な情報を調べた上で判断して保育・保育職について正しい知識を身につけてください。

幼稚園や保育所、保育学科に関係するサイトを紹介します。

高松大学・高松短期大学

幼稚園.com(一般財団法人全日本私立幼稚園幼児教育研究機構)

全国保育士会

香川県私立幼稚園連盟

「子育て県かがわ」情報発信サイト

2.保育に関係することを調べる

保育者は専門的な知識だけではなく、多種多様な知識・スキルが必要になります。例えば音楽。皆さんは様々な歌や曲を知っていると思いますが、その中で「子どもたちと一緒に歌ったり踊ったりできる歌(曲)」はどのくらいありますか?子どもと一緒にできる活動をたくさん知ることが保育者としてのスキルアップにつながります。

絵本を読んでみる、手遊びをやってみる…ひとつひとつは簡単なことかもしれませんが、それをたくさんするのには時間がかかります。ぜひ時間がある時に少しずつやってみてください。

保育学科の授業でも多種多様なスキルを身につけるための授業を行い、それを公式サイトで公開しています。

高松短期大学保育学科公式サイト「授業内容」

3.生活習慣を見直す

保育者は子どもに園生活を通して生活習慣やマナーを教えます。子どもの見本となる「先生」になるために基本的な生活習慣やマナーを身につけて実践できる人になれるように考えてみてください。

その中でも今回は基本的な家事のスキルと文字の書き方について紹介します。

保育室の掃除や、子どもの汚れた服の洗濯など保育者は職場でも家事のスキルが必要になります。もし今、全て誰かにしてもらっている人は自分でもできるようにチャレンジしてみてください。

文字の書き方について、授業や実習で学校の先生・実習先の先生に手書きの書類を見られるということがあります。保育者になると連絡帳に手書きをする機会もあります。そうした時に漢字や文章表現を正しく使うこと、文字を丁寧に書く能力が必要不可欠になります。見る人の気持ちになって文字を書く、今のうちからやってみてください。

保育学科に入学すると新しい学校生活に慣れたり、保育の専門的な知識を勉強したり時間に追われることが多々あります。今回「高校生でも保育者をめざして頑張れること」としてまとめたことは簡単だけど時間がかかることやたくさん覚えておいたら得するようなことです。時間がある今から積み重ねて様々なスキルを身につけてください!