お知らせ
授業内容

授業紹介(子どもと環境)

保育学科2年生は領域「環境」について、前期と後期の2つの授業を通して学びます。前期の「子どもと環境」では子どもの感性を育てるために必要となる保育者自身の感性を体験的な活動を通して身につけていきます。

今回は前期の授業を通して行った体験の一部をご紹介いたします。

1.野菜栽培

大学グラウンドの横に畑を作り、5月から野菜の栽培を行いました。グループ単位でそれぞれナス、キュウリ、トマトといった夏野菜を植えています。お世話も基本的には学生たちが行い、教員は学生の手が回らない部分を手伝います。

7月に入ると、収穫できるまでに大きく育ちました!長い期間がかかりましたが野菜が収穫できると達成感がありますね。野菜はグループごとに持ち帰り、家で美味しくいただきました。

そして7月15日の授業では「野菜通信」の発表会を行いました。「野菜通信」は今回の野菜栽培を子どもと一緒に行い、その成果を保護者の方にお伝えするクラスの先生からのお便りという形でまとめた栽培記録です。

保育者になるとクラスの子どもたちと一緒に野菜栽培を行う機会もあります。子どもと一緒に野菜の栽培を行うためには何が必要か、体験を通して子どもたちとどういう気持ちを共有したいか、それを保護者の方にどうやって伝えるか考えます。

野菜栽培を通して感じた自然の不思議さや野菜のお世話の大変さ、成長への驚き、収穫した時の達成感。

そうした気持ちを今度は保育者になり子どもと一緒に体験してほしいですね。

2.様々な環境との出会い

まだ体験したことのない知らない文化や行事、季節の遊びはたくさんあります。ワークショップを通してそうした活動にふれあい、楽しみながら学びます。

季節を感じられる遊び、その地域に昔から伝わる行事など子どもたちを取り巻く環境を大切にしながら保育することも保育者の大切な役目です。

ワークショップは指導役も学生が行います。指導役を通して活動への準備や、指導上の留意点などを考えながら楽しい活動ができるように工夫します。