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授業内容

研究室活動(音楽第2研究室)

保育学科では、建学の精神に基づいた「研究室制度」を取り入れた教育を行っています。学生は、入学後それぞれの研究室に所属します。学生にとって、研究室は高校時代の学級として、教員はその担任としての役割を持っているといえるでしょう。

研究室の主な活動は、週1回の「研究室活動」の時間です。研究室活動では、それぞれの教員や学生がさまざまな活動を自ら計画し実行します。その時間は、保育の知識を豊かにする時間でもあり、仲間とのかけがえのない楽しい時間でもあり、学生と教員が心を通わせる温かい時間でもあります。

 本日は、音楽第2研究室の研究室活動の様子をご紹介しましょう。5月7日の研究室活動では、年齢に関係なく誰もが気軽に楽しめる「ボディパーカッション」に挑戦しました。ボディパーカッションは、ボディスラップとも言います。楽器がなくても、歌うことが苦手でも大丈夫。特別な技術も必要ありません。ボディパーカッションは、体全体を打楽器(パーカッション)に見立て、手拍子や足踏み、ひざやおなか、おしりなどをたたいてリズムを奏で、グループでアンサンブルをつくり出します。時に、リズムに合わせてかけ声を発したり、様々な身体表現を行ったりします。

 出木浦先生から複数の楽譜を渡され、早速練習を開始した学生たち。まずは、個人練習を行い、セッション開始です。だんだんリズムが速くなったり、途中で流れを見失ったり、隣の人に同調してしまったり・・・。楽譜を確認しながら、何度も何度も練習を繰り返し、徐々にボディパーカッションの魅力にはまっている様子。時間の都合で完璧なパフォーマンスには到達できませんでしたが、みんなで揃った時の気分のよさは最高です。必死に練習した学生の手のひらは真っ赤!!全身を動かすので、良い運動にもなったようです。幼稚園や保育園での実習の際にも、子どもたちと楽しめそうですね。

音楽経験の有無に関係なく、みんなで息を合わせて一体感を味わうことができる点が、ボディパーカッションの魅力です。YouTubeには、様々なレベルのボディパーカッション動画がたくさん公開されています。パフォーマーの熱気が伝わってきて、見ている側に元気を与えてくれます。一度、検索してみてはいかがでしょうか?